2022年10月24日
薪ストーブの意義は?
前回は、「住む」「使う」「遊ぶ」について少しですが具体的にお伝えしました。
コロナ禍社会で大きく変わったこと。
きっと自宅時間が増えたということではないでしょうか。
そして、楽しむ方法が以前と少し変わってきたのではないでしょうか。
その変化を考えてみましょう。
何が変わったのか?
意外に変化に順応して今では以前より家にいる時間が長くなり、することが変わっていることにも実は気づいてはいますが、当たり前になりつつあるのかもしれません。
ニューノーマル。
そんな言葉すら普通に使われるようになっているのではないでしょうか?
さて、今回は「薪ストーブ」について考えてみたいと思います。
窪田建設で家を建てられる方で「薪ストーブ」を津たられる方が多いです。
憧れ?暮らしへの膨らみ?薪ストーブ料理?炎を見つめる暮らし?
様々な理由がありと思います。
もちろん躊躇する理由は、薪の調達です。
薪はどこから手に入れる?
購入先は?
軽トラックがないと無理?
薪割りできるかな?
色んなことを考えます。
ペレットストーブと薪ストーブではどう違うの?
そんなことも脳裏をよぎるかもしれません。
目先のことも重要です。
しかし、憧れだけでは判断できないでしょう。
私の家にも薪ストーブがあります。
本格的に薪ストーブライフをしていますとも言えません。
薪は、現場の木や残材となった木を家に持ち帰ったり、購入したりします。
確かに木が燃える炎は心を癒してくれますが、多忙な日々の中では心の余裕はそんなにないかもしれません。
ずーと眺めているということは無いです。
でも、家に帰って薪ストーブに火が灯っていると確かにいいものです。
実は、気をつけなければならないお話をお伝えしなければなりません。
暗い話じゃありません。
知っていた方がいいことです。
小さなことではありますが、今の家は機密が高い住宅にどんどんなっています。
省エネ住宅になっているという捉え方もあるでしょう。
それは、凄くいいことです。
でも、自然の原理をベースにしているのが薪ストーブです。
つまり、薪ストーブに火を付けるときや燃えている状態を考えてください。
機密の優れた家は、薪ストーブには実は向かないということなのです。
なぜ?
薪ストーブは、煙突で空気を引っ張ります。
炎が燃えたぎるのは、煙突が炎を引っ張理ます。
機密が高いと火や煙を引っ張る時に機密が邪魔します。
結果、よく燃えなかったりします。
では、機密住宅に薪ストーブは不向きでは?
そうです。
不向きです。
しかし、手はあります。
簡単なことです。
窓を開けるのです。
少しでいいです。
すると室内の圧力のバランスが変わります。
外の空気を薪ストーブが引っ張ります。
すると炎が凄く燃え上がるということになるのです。
正直な道具です。
暖房器具です。
ここを気をつけないと室内に煙が逆流して煙突が引っ張ってくれない状態になるのです。
でも、窓を開けて調整するのですから簡単と言えば簡単ですね。
原理原則を知っておけば薪ストーブの暮らしを楽しめるし、質の高い暖かさを味わえる暮らしを手に入れることができます。
前にも書きましたが「居心地のいい」ということが一番大事です。
数値だけで判断しては本末転倒。
気持ちいいぃ〜
室内が何度だから・・・
それだけで満足できないはずです。
だから、薪ストーブは最強の居心地の良い冬の暮らしのアイテムと言えます。
今日は、ここまで・・・