HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2022年10月26日

緊急情報2

日本の円安ドル高も大変な事態に突入してきています。

 

日銀介入?・・・10月25日.9:10 (米ドル/円):148.74-148.77円

 

一時期 151.9円。

 

一時期は、144円台半ばまで7円以上値上がりしたが・・・

 

物価は、どんどん上がってきて先が思いやられますね。

 


 

2022.10.25.の「新建JOHO」によりますと『総務省』から”消費者物価”住居修繕が続伸!とありました。

 

家庭で消費するモノ、サービスの価格動向を示す「消費者物価指数」で、住居の「設備修繕・維持」が上昇を続けている。2020年を100とすると2022年9月は「108.1」。前年同月と比較すると4%と直近で高い伸び率を示している。

 

食品や光熱水道費などを含めた「総合指数」は3%アップの103.1。財・サービス全体と比べても住居の修繕、維持の価格が高まっていることを示している。

 

企業間での取引するモノの価格を示す国内企業物価指数は、消費者物価指数よりも高い水準で推移している。2020年を100とした9月の総平均は「116.3」で、前年同月比9.7%の大幅上昇。このうち『木材』は「169.8」で、引き続き非常に高い水準絵いるものの、前月比では、2.5ポイントと僅かに下がった。

企業間の取引価格は引き続き高い水準にあり、消費者物価がそれを追いかけている構図だ。コストアップ分の転嫁が進めば、消費者物価もさらに高まっていくと見られる。

 


 

私も色々と調べていますが、日本のインフレは解消するどころか日銀が覆面介入?すると確かに一旦は急激に円高に触れるが、また円安の方向に動き出すようです。

 

おそらく、この状態がしばらく続くと見ている専門家の方々が多いように感じます。

 

アメリカの物価高は、さらにすごい勢いで上昇しているようだです。

 

品不足から買いが走り物価が上昇。

 

購入意欲を抑えるために金利上昇。

 

給与も増えてはいるが、果たして今後どのようになっていくのか?

 

世界にもその影響は大きいらしい。

 

実際、イギリスの首相の劇的な交代劇。

 

なんと僅か40日余りでの辞任。

 

トラス政権は財務相解任と同時に、「成長計画」の象徴的な施策の「法人税増税の凍結」も撤回を表明。

2023年4月以降、前政権が決定した通り、法人税は19%から25%へと大幅に引き上げられる。

トラス首相は「法人税増税の凍結」「国民保険料の再引き下げ」「所得税の最高税率引き下げ」などを掲げて当選したが、政策は間違いだったとの理由から辞任することとなった。

 

世界経済の動向を読み間違えということなのでしょう。

 

つまり、世界経済は繋がっていてアメリカの影響は想像以上にすごいものがあるということです。

 

日本も30年間経済成長がなかったことで日本の魅力がないと世界から判断されてしまっているとのことです。

 

よって、今後世界を動かす「GAFA-m」のように世界を激震させる改革を示せたら日本の魅力は劇的にUPすると思います。

 

スティーブ・ジョブズが、アップル社を「iPhone」の誕生によって一躍地に落ちていたApple社の存在をすごい勢いで押し上げたように・・・

 

今や、スマホが生活の中心にいて、何をやるにもスマホから始まるという生活スタイルが世界でも浸透していることを考えても、いかに時代は劇的に変わってきたのかがお分かりかと思います。

 

話が長くなりすいませんでした。

 

つまり、円安ドル高。

 

物価高のインフレ。

 

輸入品が多いが故の国「日本」であることから弱点が仇になってしまっています。

 

住宅関連資材の急激な値上げは、今後下がることはなかなか見込めません。

 

残念です。

 

悪戯に家づくりで価格を無理に下げようとしても弊害が多くなり無理すぎるコストダウンはおそらく無理なのかもしれません。

 

今や住宅価格は、今販売されている価格から大幅に下がることは最大限の努力はしますが大きく期待できないと思います。

 

コスト重視のあまり、最低の仕様や最低のスタンスで作られる家の存在は「恐怖」としか思えません。

 

イニシャルコスト、ランニングコストを考えて価格の良し悪しを判断する時代。

 

性能が貧弱な家を誰が未来の安心安全なステージとして選ぶべきなのでしょうか?

 

唐突ですが、世界の価格差をご確認ください。

 

世界の土壌から見れば日本の様々な物の価格は、高いのではなく安いことにお気づきになるのではないでしょうか。

 

私も本当にびっくりしました。

 

物価のレベルが違います。

 

もちろん、単純な比較はできません。

 

しかし、ここまで同じハンバーガーの値段が違うのは驚きでしかありませんね。

 

世界のマクドナルドのハンバーガーの価格を比較してみました。(インターネットで検索しました)

 

1位:スイス(925円)

2位:ノルウェー(864円)

6位:アメリカ(710円)

14位:イギリス(612円)

31位:中国(490円)

32位:韓国(483円)

40位:ベトナム(406円)

41位:日本(390円)

 

物価が高くなった日本?

 

いえいえ、世界規模で言えば日本は物価安です。

 

だから、他国から「爆買い」などと言って買い物に来るのです。

 

海外から旅行者が訪れるのは、何もかも安いからなんです。

 

30年前で価格が止まってしまったと言ってもいいのではないでしょうか?

 

経済が停滞した証です。

 

例えば、アメリカの方が中国の方が日本で土地建物を所有したいと思えば、今の値段でも十分安いと感じます。

 

事実、日本の不動産を購入した企業も少なくないでしょう。

 

そもそも、日本企業を買収する海外企業も増えていると思います。

 

ある程度の年齢の方はお分かりかと思いますが、かつて日本人が中国などに行ったときにお土産を安いからと言って大量に購入した時代があったでしょう。

 

若い世代の方は、知らないと思われるでしょうが、本当にそんな時代が確かにありました。

 

中国なら「天安門事件」前と後では別の国くらい違ってしまいました。

 

国土が広いが故に日本のようにインフラ整備を希望通りにすることは物理的に時間との戦いになります。

 

だから、デジタル環境を整備する方がはるかに時間もお金もかからなかったのでしょう。

 

支払いもカード払いかスマホから支払います。

 

お釣りがいらないし、計算間違いもないし、何より楽で単純だからです。

 

レジも必要ないかもしれません。

 

ローコストでWiFi インフラ整備に特化すればよかったのかもしれません。

 

アメリカも国土が広いので同様の環境だったのかもしれません。

 

実際に、鉄道は少なく車を中心とした社会です。

 

日本と違い国土が広く全てのインフラ整備を進めるよりデジタル環境を整えたほうが近道だと判断したと思います。

 

そんな理由もあり、デジタル環境が急速に整備されたという要因もあるでしょう。

 

日本人は、かつて海外旅行も毎年いってた人も少なくありません。

 

でも、これからは旅費や現地での費用が高すぎて海外旅行など行けないと感じる人も多くなるのではないでしょうか。

 

それは、こういった海外の国々との物価や給与の違いです。

 

海外に企業を移し、その地で稼いだ方が手元に残るお金が多いと考える人も増えていると聞きます。

 

輸入はダメだから輸出をしようと考える人もいるでしょう。

 

ただし、原油・ガス・電気代高騰で輸送費も上がります。

 

原材料も上がっているでしょう。

 

輸出できるのは一部の以前からそれを当たり前にやってきた会社がラッキーにも増収増益となるのではないでしょうか。

 

日本は、世界から見たら物価の安い国なんです。

 

家の値段も資材高騰で本当に高くはなりました。

 

だからこそ、立ち止まって焦らずにどの方向感を身につけ、どう選択すればいいのか?

 

考えてみていただきたいと思います。

 

あまり楽しくない話ばかりになってしまいました。

 

しかし、目線を国内からではなく地球規模で眺めてみることで残念ではありますが、日本の今置かれている状態が見えてきます。

 

また、独断と偏見で勇気を持って書きました。

 

私が今望んでいるのは、国産材が安価だと言われてきた輸入材より有利な価格になってきています。

 

だからこそ、国内の林業に目を向けて持続可能な国産材の調達が出来る環境整備に着手して欲しいと思います。

 

もう輸入材に左右されない日本の長期的な意志を持って安定的な建築資材の調達も国内で安定手にで可能なものにしなければという思いです。

 

木は、1年で建築資材にはなりません。

 

30年40年と時間が経過しなければ使えません。

 

その間、放置することはできませんので枝おろしなど面倒を見ながら伐採時期を待つわけです。

 

時間もお金も必要です。

 

だからこそ・・・・・

 

では、今回はこの辺で・・・

 

 

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