HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2023年9月26日

実は◯◯心地が一番大切

めっきり朝夕は寒いくらいになりました。

とはいえ、日中はまだまだ暑い。

しかし、確実に秋になっていますね。

さて、今日は「○○心地」についてです。

クールでおしゃれなデザインに興味を持つ方は多くいらっしゃると思います。

私もそういうデザイン性の高さには敏感に気を引かれるタイプだと思っています。

この前、メガネ屋さんに行きました。

新聞折込で見たお店のメガネのデザインが個性的で魅力を感じたので足を運んでみました。

お店自体は小さいのですが、ご夫婦経営されていらっしゃるのでしょうね。

アットホームな感覚や温かさみたいなものを感じ話やすいし、私に合いそうなデザインのものを提案してくれました。

メガネをかけている方ならお分かりかと思いますが、実はデザイン以前に『かけ心地』が重要です。

その条件は、自分のかける位置と合うのか?

重さはどうか?

鼻に触れる部分は長時間耐えられるだけの快適さがあるのか?

デザインが良くて、かけ心地が良いメガネ。

それを求めていると言いました。

そして、流行はあると思いますが人と被らないデザインでさりげなく個性が光るかけ心地優先のものを探していると言いました。

候補となるであろうものを何種類ヒヤリングした結果として出してきてくれたのです。

メガネって、置いておる時の印象と自分が欠けてみた時の印象が違うものです。

かけてみて鏡を見て目の位置と顔の輪郭と好みが一致しないと妥協しないよう自分に言い聞かせないと後で後悔します。

そういう経験をしてきたので慎重に検討すべきかと思っていたので時間をかけました。

気に入らなければ、無理して購入まで考えません。

しかし、魅力的なものばかりだったので迷います。

でも、第一優先の条件は『かけ心地』です。

デザインに走って、痛い目にあったことが本当にあるからなのです。

カッコいいけど、どこか痛かったり、長時間けけていて不快感を感じてしまったりすると、かけたくなくなります。

すると、何個か持っていけも、結局同じメガネをかけることになっているのです。

年齢的なデザインとのバランスもありますが、結果は同じものをかけてしまうのです。

実は、スニーカーも同じような経験をしました。

私が今一番気に入っているのは『ナイキ▶︎ペガサス』です。

最初は、店員に勧められ「歩きやすい」の言葉に惹かれて購入しました。

確かに過去に経験したことのないような軽さと歩きやすさでした。

その後、歩く専門に買ったスニーカーだったので普段は履かないようにしていました。

そして、普段は一般的にカジュアル性の高いデザインのものを履いていましたが、快適性の違いに逆に不満を感じるようになったのです。

運動用にペガサス2足はいらないので同じようなタイプのものを購入しました。

形などは良く似ていますが、『履き心地』は似て非なるものでした。

『ペガサス』は、例えるならソックスのような足袋のような感覚です。

足にフットして軽く、地面に接する時も素足とまでは言いませんが、そんな感触です。

そのことを知ってしまったこともあり、最初に購入した『ペガサス』のソールなどが摩耗して交換を余儀なくされましたが、その後継となる『ペガサス』をまた購入してしまいました。

他にも『◯◯心地』を経験したことがあるかと思います。

住まいも同じです。

住まいこそが『住み心地』は、第一優先に考えるべきなのですが、残念ながら事前に住んでみる経験はできません。

だからこそ、慎重にさまざまな切り口で購入検討をすべきだと思います。

メガネも靴も体の一部となる存在です。

家も毎日そこで過ごします。

長時間耐えられるのか?

くつろげるのか?

楽しめるのか?

「時間」「空間」が『心地よさ』につながります。

日々、体に触れているのは『足の裏』です。

つまり、『床』の心地よさは一番大切です。

私たちは、新建材を使うことをお薦めしていません。

それは、そういう理由からです。

素足で暮らす心地よさ。

子供の健全な育成に大切なのは素足で暮らす日本人ならではの大きなポイント。

そして、視覚から自然の心地よさや快適さを生まれながらに知ることは上雨ようなことだと思っています。

私たちはこだわっています。

『HYYGE = いつまでも居心地のいい時間、空間の家を…』

その理由は、この言葉を掲げた意向に実感することがたくさんあります。

合理的だったり理屈に合っている事柄であっても『心地よいか?』という点は忘れてしまうことが多いと思います。

価格・デザイン・間取り….

心地よいという項目は出てこないケースがほとんどかもしれません。

しかし、私たちは人です。

動物です。

感覚という曖昧なものですが、感覚をどこかで重視しています。

だからこそ『心地よさ』を何より一番先に念頭に置いて物事を判断すべきではないでしょうか。

私たちが一番優先すべきは『心地いいのか?』という凄く判断しにくい厄介な部分であり事柄です。

どう思われますが?詭弁だと思われますか?

私は、私自身が驚かされた経験を紐解き反省し過去の誤りの訳を知り、今朝玄関ドアを開け閉めした時に「今日は、この内容をブログに書こう」となぜか思ったのです。

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