HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2022年11月26日

どんな家にするべきか?基準となる物差しを持つ。

欲しいと思われる家に・・・

時代は、混沌としてきつつある

そして、コロナも感染拡大「第8波」に責め立てられる数値

気持ちも落ち着かない

住宅分野においても資材高騰は続いている

物価も上がっている

でも、家を建てることは家族にとって重要なこと

なぜなら、家を建てる理由は「今より家族が幸せになるための手段」だから

実は、昨年に住宅ローン減税の枠が少なくなるので申し込みをする

そういう人たちが9月前に駆け込んだ形跡があるよう

そして、昨年はたくさんの住宅が着工され資材も追いつかない事態を経験した

その後もイメージは資材がない、資材納品が遅れる

そんな印象を持っている方も多いように感じる

しかし、さすがのピークも終わり、構造材などは少しだぶついてきているようだ

とはいえ、供給先は以前より長くお付き合いしてきた工務店や住宅会社が優先

外材から国産材へシフトした所謂「新参者」は、後回しにされてしまう。

住宅業界の実態は、実は工務店や住宅会社によってかなり違ってきている

相変わらず資材調達が苦しいところ

国産材を使用した真面目でぶれなかった工務店や住宅会社

内情はだいぶ違うと産直で国産材を加工し供給してくれている先から聞いた

考えてみたら当たり前

国産材に見向きもしなかった商売上手な皆さんは、そこにポリシーはなかったのかもしれない

さて、住宅資材供給については確かに落ち着いたとはいえないが、

そんな中で、家づくりをどう考えて進めていけばいいのか?

もちろん正解はないが、望ましい考え方はあると思っている。

円安ドル高

大幅な金利上昇も心配

でも、前回も書いたけど以前のような金額には戻らないと思いますね。

本当に残念だけど。

誰も喜んでない。

そこで、家という存在の捉え方を整理しておく必要がありますね。

乱暴な分け方だけど、「チープさ漂う大きな家」「こだわりが詰まった必要最小限の家」

または、「古くなっても魅力があって欲しいと思ってもらえる価値ある家」

「ただ古くて人気がないので安価でしか売れない家」

家を建てる基準って振り子を大きく振って特徴を抽出してみないと

どういう考え方で家を決めたらいいのかわからない。

これは、経験です。

弊社でモデルハウスとしてしばらく使ってきた家を売却するときに

結構人気があって競争になった。

嬉しいけど、おそらく素材が本物の木だということや

デザインが気に入ったということや

一般的な質感の家を超越しているからかもしれない

そして、住んでいた中古住宅ではなく住んでいなかったモデルハウスなので

時間の経過以上に新しい。

今まで、売りに出してすぐに売れてしまった

本当に嬉しい

家の価値は、人気度で測るべきな気がする

あまり古すぎるとデザインも雰囲気も時代を感じてしまって魅力半減

流行を追いすぎたがために時代に合わなくなり魅力半減

家の価値は、どこにあるのか?

本気で考える時代がやってきた

頭を整理するために振り子を大きく振って、どちらが自分の考えに沿うのか?

ぜひ、考えてみていただきたいと思います。

実は、モデルハウスの役目を終えた家こそがバロメーターかもしれない。

何年かたっても色褪せない価値を放っている住宅なのか?

それとも、もうこの家の魅力は終わってるな?

そんな目で見つめてみると、どんな家を建てるべきなのかが見えてくると思う。

家は、中古になったときに価値があるのか?人気があるのか?

売れるのか?売れないのか?

真価を発揮するかもしれない。

未来を想像したときに、アメリカのように中古中宅を住み継ぐ時代が来るかもしれない。

そのときに真価を発揮できるのか?

それだけ魅力的なのか?

そんな視点で考えてみる物差しも持っている必要があるかもしれない。

ということで、さらに悩ませてしまった気もしないこともないがお許しを。

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