2022年9月26日
インフレ時代とは?住まいは?
前回は、生島足島神社での行事「秋季祭」の様子をお届けしてみました。
神社も来賓を招いての行事は久しぶりでした、
思考を凝らして準備されていたのを考えると総代長はじめ役員の方々のご苦労は大変だったのではないかと思います。
さて、今回は『インフレ』について書きたいと思います。
ご存じでしょうが、世界規模ですごい勢いのインフレ時代に突入です。
日本は、日銀が介入し低金利政策を進めていますが、世界はとんでもないことになってきています。
1991年前後は、インフレ時代でした。
しかし、アメリカ、ドイツ、イギリスなどは1991年前後を超える勢いで推移しています。
それまでは、日本も含めてデフレ経済時代が長く、それほど騒ぎ立てるようなことはなかったように感じますが、デフレボケしていてはいけないと言うことを認識しなければならないように思います。
その要因は、様々です。
コロナ禍社会から輸出入に混乱をきたし、建築資材高騰だけでなく入手困難。
納期が見えない。
食品も半導体も様々な物資が不安定。
その後、ロシアのウクライナ侵略により原油の輸出入が混乱しています。
結果、電気代は大変な勢いで価格上昇しています。
もちろん、ガソリンも同様です。
製造業も海外シフトしてきましたが、どうやら情勢が不安定だと言うことで撤退する動きが見えてきているようです。
その理由は、製造業の設備投資金額が勢いを増していると言うことから言えます。
半導体も自動車のEV化も他国に遅れをとっている状態から、これで挽回すべき行動に出たと言えるのかもしれません。
ある意味、地方の時代になるのかもしれません。
製造業は、新たな工場を交通の便が良く、気候変動にも強く、地下の安い場所を選ぶでしょう。
であれば、どこに建設しますでしょうか?
おそらく、地方です。
信州もチャンス到来かもしれません。
高速道路があって、新幹線もあって、環境が良く地下も安い。
住む環境も良好であれば、答えは見えてきています。
一部の地方の人口は増えるでしょう。
働き盛りの家族が移住してくる環境になるように思います。
そこで、「インフレ経済」は、何を意味するのでしょうか。
消費が渋くなると言うことです。
つまり、物価は上がり、給与は据え置き。
そんなバランス感覚ですね。
頭のいい人達は、現金を増やす行動に走るはずです。
お金を増やすには、何に投資しますか?
そんな発想です。
ものづくり日本。
再構築が叫ばれ、「もの」に対する価値観も変化するでしょう。
例えば、住まい。
いよいよ、日本の住宅も一生住む家から。
家は流通させる。
そんな考えが出てきても不思議ではありません。
空き家問題も深刻です。
流通できたら少し解消できます。
では、流通できる家は?
もちろん安価なものです。
それは、単に安価ではなく住みやすい魅力のある家です。
それは、どんなものなのか?
大きくて古くて四季を通じて寒かったり暑かったり光熱費も嵩むような家は「NO」。
そう考えると、「コンパクト」で「間取りがいい」「魅力がある」「光熱費が安い」「性能がいい」と言うことになるでしょう。
こういう家が流通しやすい家です。
世間に自慢したくなるようなデカい家は「NO」なのです。
敷地も大きすぎると管理が大変。
適度な広さが一番です。
「中古住宅」でも掘り出し物は少ないでしょう。
となると「コンパクトハウス」が一番安心です。
いざとなったら、貸してもいい。
売ってもいい。
住み続けてもいい。
「インフレ経済」をどう考えるのか?
頭の切り替えが必要な時代です。
近年の過去からはデフレ社会だったので学べません。
「インフレ社会」「インフレ経済」とはどんなものなのか?
幸せな人生を送るための知恵が求められる時代です。
「インフレ」の視点から住宅を考えてみました。
未来は、変化するもの。
未来は、永遠ではない。
氷河期で絶滅した恐竜にならないために・・・・・
私たちは、「YOROKOBi BLAND」人生をデザインする 小さな家線音ブランドを立ち上げました。
実は、こんな社会になるとは、そこまで予想したわけではありません。
大変な経済社会になるだろうとは思いました。
では、「幸せ」を手にするための住まいとは?小屋とは?を掘り下げてみました。
そして、お一人様、お二人様などの方に対する住まいについても考えてきました。
その受け皿となる住まいカテゴリーがないことに気づいたのです。
であれば、用意したい。
魅力的なこれからの時代にフィットする家は?
一度、立ち止まって考えてみてもらえたら幸いです。
では、また・・・・・