2018年6月16日
「階段」と「縁側」が鍵!
⑷階段:「階段位置が家族仲を左右する」
ズバリ階段位置はかなり重要です。
日々の生活は慌ただしいのが実情。
家族それぞれの生活リズムもあります。
お互い朝や夜にすれ違ってしまう。
つまり、顔を合わせない生活になるのは良くありません。
いつ家を出たのか?
いつ家に帰ってきたのか?
お互いに存在を確認できないと会話のない家族になるでしょう。
家族としての幸福感が損なわれる可能性がありますね。
実は、家族中を良くするためには「階段位置を居間に設置する」ことをお勧めします。
忙しくても顔を見て挨拶から始まる日が日常化されるのです。
自然に会話が生まれるのです。
生活をともに共有すれば自然と家族のリズムを互いにわかり合った状態が生まれます。
結論が、階段の位置は凄く重要で家族仲を左右するのです。
今までの間取りは階段の位置は玄関正面の廊下の一部に配置することが何となく普通であり、そういうものだと決めつけていた節があります。
しかし、既存の慣習にとらわれず、何が目的で、どうすべきかをしっかり考えて間取りを考え「階段の位置」を決めるべきです。
目的は、家族仲を良くすることです。
その「解」は、階段の位置を居間から上り下りするようにすることです。
⑸ウッドデッキ:「ウッドデッキは外界との架け橋であり家族の多目的部屋」
一般的に普通の家に「ウッドデッキ」を設置するケースはそう多くないと思います。
贅沢で余計な場所と思われプランニングの初期段階で削除される項目かもしれません。
しかし、2階のバルコニーを採り入れるよりウッドデッキの方がメリットが大きいです。
洗濯を干すのも洗濯機は1階に設ける事が多いでしょう。
2階のバルコニーまで水分の含んだ重い洗濯物を運び上げるのはいかがなものでしょうか?
あまり、効率的ではありませんね。
本来なら階段を登らずに1階にバルコニーがあればいいのです。
階段を登なくていいだけでも楽です。
しかも、屋根付きのウッドデッキなら雨が降ってもある程度干したままでいても安心です。
また、ウッドデッキに椅子やテーブルを置くアウターリビングもなかなか気持ちがいいと思います。
家族でBBQしたりするのも楽しい暮らしができます。
また、BBQの片付けも1階なら簡単です。
火を消したりしないといけませんので、まさか2階でBBQはしないでしょう。
昔、縁側に腰掛けてお茶飲み話をした日本人の生活習慣は実に素晴らしい文化です。
そう考えると「ウッドデッキ」「縁側」のある暮らしは快適で豊かさがある生活を手に入れる意味にもなります。
従来の窮屈なライフスタイルに別れを告げ、自分らしい豊かな暮らしを楽しめるワクワクするような人生の方がお勧めです。