HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2025年4月14日

実は、2階LDKもメリット盛り沢山!!

2階LDK(リビング・ダイニング・キッチン)プランは、特に敷地条件が限られていたり、2階から日々眺める一部の角度からの眺望が抜群だと感じそれを最大限活かす場合、隣接したの住まいから覗かれたくないなど周辺環境に配慮が必要な場合にとても有効な設計手法が『2階LDKリビング・ダイニング・キッチン)プラン』です。
何も考えずに間取りにだけ集中して周辺を考慮しないのは後々後悔する”典型的なミス”に繋がります。周辺の環境をじっくりと考え、敷地の魅力を大々的に引き出すことを踏まえ、以下のメリットをしっかりと一度頭の中に入れて検討し、家づくりの計画を進めてみてはいかがでしょうか?


2階LDKのメリットをできる限り網羅的かつ具体的にご説明します。


🔷1. 採光・通風の確保がしやすい

➤ 上階は日当たり・風通しが良好

  • 周囲に家が建て込んでいても、2階なら遮られずに日光を取り込みやすい
  • 特に南側に隣家が接近している場合、1階では採光が難しいが、2階LDKなら朝から夕方まで明るく快適な空間に。
  • 高窓や吹き抜けと組み合わせることで、自然光が拡散し、照明不要の時間帯が長くなる

🔷2. プライバシーの確保

➤ 道路や隣家からの視線を避けられる

  • 1階LDKだと、外からの視線が気になりカーテンを常時閉める生活になりがち
  • 2階なら道路や歩行者の目線より上に位置するため、窓を開け放っても安心して過ごせる。

🔷3. 景色の良さを取り込める

➤ 高台・田園風景・山並みなどが望める立地に最適

  • 2階リビングからは遠景まで抜けた眺望を活かす設計が可能
  • 特に上田市のように自然に囲まれたエリアでは、朝日や夕日を楽しめる生活が実現

🔷4. 建物の配置や外構の自由度が上がる

➤ 駐車場・玄関・庭との動線を調整しやすい

  • 1階に個室や水まわりを配置することで、敷地形状にフィットしたレイアウトが可能。
  • 駐車場から玄関までの導線を最短にしつつ、2階は開放的な居住空間に集中できる

🔷5. 防犯性が高い

➤ 生活の中心が地上から離れていることで安心

  • 在宅中でも、1階に空き巣が侵入しにくい(在宅中=2階に家族がいる前提)。
  • 夜間や外出時も、LDKが外から見えにくいため、生活感を隠すことが可能。

🔷6. 音の問題を軽減

➤ 隣家や道路からの騒音対策になる

  • 1階に比べて、2階は道路からの音・地面の振動が届きにくい
  • 子どもの足音など、下階に音が響く場合も、自宅なら生活音として許容しやすい

🔷7. ペットや子どもとの生活にも有利

➤ 明るく安全な空間でのびのび過ごせる

  • ペットが日向ぼっこできるような明るいLDKをつくれる
  • 周囲の目を気にせずに、子どもを自由に遊ばせられる安心感がある。

🔷8. 家事動線の効率化(工夫次第で)

➤ 洗濯動線を「干す→しまう→着る」で完結できる

  • バルコニーがLDKに接していれば、洗濯→干す→たたむ→収納(2階のファミリークローゼット)が一体化できる。
  • アイランドキッチンとダイニングが一体の空間になることで、料理中の子どもの様子の確認もしやすい

🔷9. 耐震性にも有利な場合がある

➤ シンプルな構造計画がしやすく、バランスも良い

  • 1階を個室・2階をワンルーム的にすることで、構造的に安定したバランスのよい家ができる
  • 特に片流れ屋根+2階LDK構成は、コストを抑えながら耐震性能を高めやすい

🔷10. 個性的で印象に残るデザインができる

➤ 外観や間取りにオリジナリティを出せる

  • リビングが上にあることで、大開口や勾配天井、ロフトなどのアレンジが映える
  • モデルハウスとしても、「あの家ちょっと違うね!」と印象に残りやすい

★2階LDKに向いている敷地条件

  • 前面道路が北側で、南側に隣家が接近している
  • 高低差のある敷地(傾斜地、高台)
  • 敷地面積が小さい(狭小地)
  • 良好な眺望を活かしたい場合(山・川・街並みなど)

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