2023年7月4日
小さな「家」がいい〜
小さな家についてのお話を書き綴りました。
共感した方、共感できないと思われる方。
それは、自由で全然いいのではと思います。
弊社も「注文住宅」をやっています。
サイズも様々。
建てる方の家を建てる経緯や理由は千差万別だからです。
ただ、窪田建設では「0」からお話をお聞きして、間取り集から選んでいただくようなことはしていません。
本当に「0」から家づくりをするのが「自由設計」「注文住宅」と考えるからです。
自由設計の注文住宅というタイトルを掲げていても、実はプラン集ありきだったり、何か変えようとしても大幅に金額アップになるからやめた方がいいと言って規格住宅ぽいものに振ろうとする傾向があるとお施主さんのある方からお聞きしました。
「それは、注文住宅じゃありませんよね」
自分の考えを聞いていただき、敷地を考慮して最善の自分だけの家の提案を期待していたと言っていました。
私は、「え?」「注文住宅ってパターンオーダーハウスではありませんよね」
窪田建設は、ご要望や諸条件や困りごとをお聞かせいただき、「0」から考えてご提案をさせていただくのが「注文住宅」と位置付けていますし、昔からそうしてきたので、それが当たり前だと思ってきました。
自分自身の価値観が今の時代の注文住宅の概念とは違うのか?
実は、驚きました。
効率化が進む社会です。
しかし、建てる方々の「わけ」があります。
実は、様々な「悩み」「問題」などは大小に関わらずあります。
そこに、親身に寄り添えるか?
プロとしてのアドバイスができるのか?
「#建築知識」「#住宅ローン知識」「#法的知識」「#優遇制度の知識」「#素材の知識」「#間取りの知識」「#デザインの知識」「#インテリアの知識」そして総合しての「#経験」。
本当に沢山の「#住宅知識」をベースに成り立つのが「#注文住宅」です。
「0」から考えて練り上げるのが注文住宅です。
そこに期待して注文住宅を作りたいと思われると思います。
前置きが長くなって「注文住宅」について少し書かせていただいてしまいました。
話を、戻します。
大切なのは、小さい「家」についてのテーマでしたね。
失礼しました。
弊社で、小さい家を追求した新たなブランドをご紹介いたします。
ブランド名は『YOROKOBi』です。
なぜ?その名前なの?
それは、明確で深い理由があります。
長くなるので簡単にお伝えします。
人は「幸せ」になりたいと願い生きていると思います。
でも、「幸せ」の定義が曖昧です。
なんとなく「幸せ」になりたい。
では、どんなものが「幸せ」なのでしょうか?
自問自答しました。
本気で悩みました。
そして、見えてきたのは「心の有り様」です。
どんな気持ちの時に「心が満たされた」と思えたでしょうか?
気持ちが熱くなったり、高鳴ったり、涙が出てきたりした状態ですよね。
でも、同じ気持ちの状態を維持することはできないし、そういう時間は一瞬だったりもします。
この状態が長く続くことができたら理想ではないか?
そう考え、その満たされた心の状態を『喜び』という表現にしました。
しかも、ローマ字にして最後の「i」だけが小文字なのは、今や人々の暮らしは世界と繋がっていて、どこかの国が良かったり悪かったりすると様々な国、人に影響するわけです。
そんな世界を意識しなければ「喜び」は生まれにくく維持されにくい人生100年時代なのだということ、その中での小さい一員という思いと自分は一人で最小単位なのだという忘れてはならない自分を表現したのです。
わかりいくくてすいません。
そして、小さいことは実に良い事なんだというメッセージも込めました。
では、『YOROKOBi』についてお伝えします。
“YOROKOBi” 人生をデザインする 小さな家専門ブランド
(文字をクリックしてご覧ください。)
それぞれに小さい家としてのテーマを持たせました。
ご覧になって、どう思われましたか?
人生は 100 年時代。
長いです。
人生という物語は、人それぞれです。
昔の人生物語とは違ってきました。
大家族主義から核家族化へ。
四人以下家族が大半。
もっというとデータでは三人以下の暮らしをしている方々が年齢は無視したとすれば70%近くがそう。
生き方も一人で、二人で・・・
それほど珍しい話ではありません。
多様化。
地域内移住も当たり前の時代になっています。
生まれ育った家には戻らない人が多い。
農家ではない人が多い。
そこで、人生を幸せに生きるためには、どんな考え方を持たなければならないのか?
どんな暮らしがいいのか?
過去の幻想に囚われる事なく未来を想像し生きることが求められています。
今、これから
どう考え生きるのか?
その答えとして『YOROKOBi』ブランドとプリダクトハウスを作りました。
多分、日本でもかなり珍しい希少性の高い商品が並びます。
しかし、過去から見たらの話ですね。
私たちは、今と未来を想像して悩み考え生む出したカテゴリーであり、プロダクトハウスです。
間取り?
過去に縛られた亡霊に支配されずとも自らの感性と未来を見る推測力と自らの「喜び」を生み出し維持し、その先も負担にならない「住むところ」の解答として考えました。
その方が、よほど人生を笑顔で生きる場所に近い。
そんな視点をまずは、前提において「家」「住まい」「場所」を考えていただきたいと思います。
もう、過去の慣習や価値観や亡霊から解き放たれ「自分の居心地のいい場所」探しに頭を悩ませてください。
全ては、『YOROKOBi』を手にするために。