2022年10月18日
緊急情報!
今朝、届いた新建新聞社発行の「新建JOHO」に建築資材の価格動向が書かれていましたので共有できたらと思い記載します。
市場にいつ頃どのように反映されるのかは不明ではあります。
即、反映とはならないと思いますが知っていて損はないのかな?と思い急遽記載することにしました。
とはいえ、主だった部分のみとなりますがご容赦ください。
それでは・・・
資材が一部落ち着いたり下がったものもあると書かれていましたが、住宅建築ではあまり主流の資材ではないためにその資材は割愛します。
依然として高騰が続く資材の主なものは・・・・・
①「生コン」
原材料である「セメント」騰勢や、エネルギー価格の上昇を背景に「製造・輸送コスト増」を販売価格に転嫁する動きが続いているというお話です。
②「H形鋼」
鋼材類のうち前月と比べ1当たり2000円下落したようです。
H形鋼は、需要と供給のバランスから横ばいで推移しているようです。
③「セメント」
メーカーの値上げから1t当たり1000円上昇したとのことです。
④「型枠合板」
産地高が続くが、出荷が鈍いことから22ヶ月連続の横ばいとなったようです。
⑤「杉正角材」(KD、3.0m×10.5cm×10.5cm)
輸入剤の入荷量が回復し品不足は解消されたことで、1 m2当たり5000円下落したようです。
⑥「軽油」(ローリー)
横ばいで推移しているようです。原油相場に先高感が生じていることから先行きは不安です。
いかがでしょうか?建築資材は、輸入に頼ってきたが故に国内ではどうにもならない部分が多いように感じます。
また、中間マージンを確保している力のある流通業者によってコントロールされ便乗値上げもあるのかもしれません。
勿論、円安が加速している現在では更に悪循環となり、インフレが更に加速するのではないかと心配する人が沢山居ます。
コスト削減をどのように考え実行するのか?
今朝の「信濃毎日新聞」には、中国の製造業企業の記事が出ていました。
中国の製造業といえば、人件費が安いので安くできるという概念があります。
しかし、中国も凄い成長を遂げてきて給与もかなり高くなっているようです。
また、人に頼る製造業では先々良い結果は得られないということで「ロボット化」を進めているという内容でした。
人に頼る時代から「AI」などIT技術を駆使して好循環な高い生産性を望める環境にシフトしたというものでした。
アメリカを筆頭に「IT」社会を前提に仕組み化を進めている時代になってきています。
建築も大きなマンションなどのある工種は、ロボット化が進んでいると聞きます。
土木も公共工事では、無人ロボットの重機が土を整地するようなものも出てきていますし、そういう重機を購入した地元の建設会社も普通に存在するようになってきています。
「人」から「IT」へ。
確実に変化することで、人不足問題や高い技術不足問題や工事のスピード化問題など生産性の向上に「IT」が次第に変化を与えてくれています。
大きな「課題」は、新たな技術により克服してきた歴史を紐解き、大きく変化するであろう未来を考えていく必要があると感じます。
ローテクな建設業界が、どのように進化していくのか?
さて、次回はお約束の「住宅の未来」についてお伝えします。
では、また(^^)/~~~