2022年10月19日
未来をどう考え、住まいを考えてみます。
なかなか、未来の日本の様子を想像できない方も多いと思います。
無理もありませんね。
物価が上がり、生活が見えてこない・・・
住環境の考え方を知りたい。
そもそも、どう考えたらいいのか?
きっと、瞑想に入ってしまったという方もいらっしゃると思います。
確かに日本経済は、アメリカや中国などとは様子が違うと言えます。
前回、書かせていただいた「世界総時価総額」の30年ほど前と今とでは日本企業の没落は明白ですし残念過ぎます。
IT革命において行かれた日本の世界での位置付けは厳しいものがあります。
金融の日本がIT革命の波に押され埋没しているのでしょうか?
生活は、安心安全で豊な暮らしが営める場所であらねばなりません。
エネルギー問題にも代表されるように電気代の高騰は辛いものがあります。
であれば、家の性能を高め光熱費を抑えられるような住まいにしなければならないことは想像つきます。
しかし、そうなると家づくりのイニシャルコストが上がってしまいます。
ハイブリッド車やPHV車と同じような理屈になります。
それでも、光熱費を抑え込む必要はあります。
今回のロシアのウクライナの侵略による世界へのエネルギー問題は深刻すぎるからです。
日本のように資源のない国は、原発かエネルギーの輸入しか手はありません。
であれば、家の性能を高めることを考えるべきだと思います。
自動車業界もテスラに代表されるように各国ではハイブリッドやPHVの道ではなく、EVの道を歩み始めています。
この前も「SONY」「HONDA」でEV車を作る会社を立ち上げたと報道されました。
2025年には北米で受注を始め2026年には供給をするということです。
ITに関する分野を「SONY」が担うのだろうと思います。
どうも、そのSONYの技術は他の自動車メーカーにも供給することを考えているようです。
自動車というハード分野への魅力よりも連携する価値を想像しているのかもしれません。
「無人ウーバー」や「無人空飛ぶ(ドローン)ウーバー」をも視野に入れた挑戦であるようにも考えられます。
「HONDA」は、ミニジェット機の製造販売を始めています。
自動車だけでなくジェット機にも「SONY」のIT技術に期待しているのかもしれません。
住宅は、「高性能住宅」 + 「EV車(蓄電池としても活用)」。
更に、ITのスピード加速を念頭に「IoT」が必須となるのではないでしょうか。
スマホを軸にしたスタイルは、今後益々加速度を増し便利な暮らしを求める社会になって行くんだと思います。
世界経済は、今以上にIT社会を中心とした構想を具現化して行くのだろうと思います。
「IoT」は、便利な暮らしを実現するだけではありません。
地球温暖化により気候変動が激しさを増し、天災への対応も必須です。
そのためにも「IoT」の活用を前提とした対策を住環境に取り込む必要があります。
地震に強く、災害にも強い環境には、早くて正確な情報が不可欠です。
地震に強くなければならないということは構造上も強固なレベルにしておく必要があります。
命を守るための住宅にすべきです。
そして、断捨離と言いましょうか多くの物を持たない暮らしの実現がきもとなるでしょう。
しかし、以前なら映画を見たり音楽を聞いたりするために「DVD」「CD」オーディオ機器などが必要でした。
でも、今はスマホがあれば物を所有せずとも所有する以上の環境が手に入ります。
つまり、いらないものが増えてくるということも既に理解できている人が増えているでしょう。
本当に必要なものを暮らしやすい動線や間取りで構成され、サイズも今までよりコンパクト化することで費用を抑え、満足できる居心地の良い環境の住宅を所有することではないでしょうか。
中古住宅の構造や断熱部分に手を入れ、災害に強い家にすることも「OK」です。
老朽化していないマンションに住むのもありでしょう。
従来の発想を一旦、疑問視するところから住まいのあるべき未来を考えるべきところに来ているように思います。
未来・・・
これから・・・
幸せになるために・・・
家族を守るために・・・
豊かさを実感するために・・・
未来を憂いて暮らさないために・・・
未来のライフスタイルのために・・・
安心安全な人生を送るために・・・
日本経済の行方は、わかりませんが、健全な国となるようにして欲しいものです。
今こそ、未来を予想して幸せな道を選択して過去の暮らしから脱却した新たな創造が必要な気がします。
新しい未来に幸せに生きる道はそれぞれが考えて選択していくことだと思います。
是非、未来のライフスタイルや住まいのあり方を想像してみてください。
人の目を気にしなくていいと思います。
過去の慣例に縛られる必要もありません。
真っ直ぐに見えてくる未来を歩んでいく自らの見解が必要です。
日本はいい国です。
真面目な国民性があります。
だから、未来の暮らしは変化を伴うでしょうが、幸せをしっかり選択できると思います。
今回は、住宅に関する未来について抽象的ですが書いてみました。
如何だったでしょうか?
では、また問題提起しながら独断と偏見で誤解を恐れずに書いていきたいと思います。