2022年8月8日
「出会い」
前回は「小さな家・小屋」と「進化」について勝手に回想しながら書かせていただきました。
賛同した?そうは思わない?
様々な意見があると思います、
こんな視点で考えることもたまにはいかがでしょうか?
さて、今回は「出会い」について書いてみたいと思います。
仕事を通じてとか、プライベートで様々な「出会い」があります。
私は、考えられないような不思議な「出会い」が最近ありました。
今振り返っても、そのタイミングと「出会い」に感謝です。
実は、昨年からコロナ禍社会、そして未来を想像しながら開発に着手してきた『YOROKOBi』というブランドの中の「PiECE』という「プロダクトハウス」。
この開発の終盤を迎えた時に、ある「出会い」がありました。
来月9月にオープンされる「千古温泉」さんの新事業の『コテージ建築』のご相談を受けました。
もちろん「千古温泉」さんのオーナー様の基本構想はありました。
条件もかなり整備されていました。
某金融機関で弊社の担当されてた方が、別の支店に移動され「千古温泉」さんの担当となられ、たまたま弊社の取り組みにいつも興味を持って頂いていた事もあり平屋建築なら窪田建設(株)の「建物」などホームページを覗いてみたらどうかとお話いただいたようでした。
嬉しいことです。
その担当の方が「千古温泉」のオーナー様と「ご縁」を作ってくれたのです。
本当に「出会い」に感謝です。
そして、取り組もうとお考えになられている事業計画をお聞きしました。
「千古温泉」さんの従来の事業に加え、「1日一組限定の宿泊施設」を作りたいというお話でした。
最初のご要望は、「平屋のコテージ」をという注文系の建築依頼でした。
ご要望をお聞きし「オーダーハウス系の平屋」のプランをご要望に合わせて作成しリアルCGでご案内をさせて頂きました。
現地に出向き配置計画をと弊社のスタッフが現地確認に行って敷地を見たところ・・・
「社長!あの建物を配置しようとすることにかなり無理があると思います。」
そう言ってきましたのです。
私も直ぐに現地に向かいました。
確かに・・・
この配置計画は、敷地と建物との関係が宜しくない。
つまり、敷地が細長く変形していたので、そのまま建てたら庭がない状態になってしまう。
こまったなぁ〜と頭を抱えるスタッフを見ていて「ふっと」思いつきました。
「開発してきた”PiECE”の連結タイプならいいんじゃない?・・・」
手元には開発ホヤホヤの単体「PiECE」と展開も考慮した連結型の「PiECE」のプランがあったのです。
そして、そのプランを担当スタッフに手渡しました。
「この建物のサイズがご要望のものと偶然同じだし、条件も満たしてるんじゃない?」
早速、担当スタッフは半信半疑ながら「千古温泉」さんのオーナーさんにお見せして、ご要望の平屋タイプは敷地を有効利用できないので、新たに弊社が開発してきた「PiECE」連結型のタイプはピッタリだと思うのですが・・・
ご提案するや否やオーナーさんは、びっくりするほど気に入って頂き、その方向で進ことが直ぐに決まったのです。
なんとびっくりしたのは、ご提案するのはどうか?と申し出た私でした。
そして、その「PiECE 連結型」の建物をご採用いただきました。
「プロダクトハウス」「タイニーハウス」いわゆる「小屋系」の建物です。
こんな偶然があるのでしょうか?
コロナ禍社会にあって様々な価値観や生き方に疑問を持つ方が多くなっている世の中。
なんとか「建築」が困っていらっしゃる様々な事を解決できる存在になれないだろうか?
我々ができることでの新たな挑戦でした。
そんなタイミングで、このような「出会い」があるとは・・・・・
その後、オーナーさんとは事あるごとに盛り上がり本当に親しい関係に発展していくことになったのです。
https://instagram.com/senko_tiny_camp?igshid=YmMyMTA2M2Y=
次回は、このお話の続きです。
話が長くなりそうなので(汗)。
では、どんな流れでコテージハウスの建築採用となったのか?
そして、その後の経緯は・・・
では、この続きは次回へ持ち越しますね。
楽しみにしてください。