2022年7月29日
本体 + ガジェット という考え方「住宅版」②
前回は、奇想天外な考え方かもしれませんが『ガジェット(道具)』についての可能性について書かせていただきました。
考え方はなんとなく理解するが、住宅での「ガジェット」とは・・・・
となって当然です。
住宅は、使うものではなく「住むもの」「暮らすところ」です。
だから「ガジェット」という考え方に向き合ってみるべきだと思ったのです。
Mac Book Air と同じように考えてみましょう。
「本体」=必要かつ不必要なもの排除=意味なくコストアップにならず、今必要なものや今気に入ったインテリアで将来後悔しない。
メリットです。
いらないものを込み込みにされるのは、その分だけ支払いが発生するわけですから迷惑かもしれません。
とはいえ、絶対に必要なものは省いてほしくない。
この路線をキープしたものが「本体」であるべきです。
では、ガジェットは・・・
後から「加える」もの。
選択肢を事前に用意する。
後々、カスタマイズするという発想です。
Mac だったら、ケース。
画像を保護するシート。
キーボードに傷や埃や水が入らないように保護する。
Cケーブル接続口しかないので「ガジェット」と呼べる外部接続可能な道具を用意する。
それ以外にも「足したい」ものを後から購入する。
すると、自分流の「Mac」になる。
家も同じように「本体を購入」。
加えたいものを吟味して本当に欲しいものを後から購入して加える。
もちろん、本体購入と同時に足したいものを購入する。
そして自分流を完成させる。
こだわりであり、ハーレーとまではいきませんが人と違うテイストを少し?かどうかわかりませんが加えたらいいのではないでしょうか。
家づくりも考え方が変化して来ているように思います。
そのことを供給側が気付き準備しているケースが少ないように思います。
「プロダクトハウス」+「ガジェット」=自分スタイル。
そんな時代に突入しているように思います。