2020年12月25日
今年最後の建前となりました。
いよいよ冬本番です。
そして、今年最後となりました建前が上田市で行われました。
予定時刻より早くお施主様も登場され時を待たれました。
窪田建設では、朝の神事を大切にしています。
そして、棟上げの時には「棟板(むないた)」を小屋裏に忍ばせます。
「棟板」には『天長地球』と書かれています。
天地の存在は永遠であること。天地が永久であるように、物事がいつまでも続くことのたとえです。
そんな願いを込めて窪田一徳会長が始めたことです。
それを今も守り続けているのです。
朝の神事は、祭壇の上に御供物を載せ、最前列に私と棟梁が並び先頭に立ちます。
その後ろにお施主様が並び、その後ろに大工職人やクレーンオペレーターなどが並びます。
そして、二礼、二拍手、一礼をします。
その後は、家の四隅にお酒、お塩、お米を一礼してから左右真ん中と3回撒きます。
その後は、祭壇の上にお塩、お米、お酒を三箇所に置き、二礼、二拍手、一礼を行います。
そして、お施主様のご挨拶をいただきます。
その後は、会社を代表して社長の私がお祝いのご挨拶をします。
そして、お神酒で乾杯をします。
ひと締めの後、職人さん一人ひとりに切り火でお祓いをします。
それから各自が整え仕事を始めていきます。
今年最後の朝の神事も無事滞りなく終え、棟上げに向かって仕事が勢いよく始まっていきました。
こんな儀式をみんなで行う事により気持ちが一つになるような気がしています。
伝統を重んじ、職人さんの安全を祝い、お施主様への敬意を表する儀式は窪田建設として意義深い行事であると私は考えています。
親父から引き継いできた伝統的儀式を大切に最高の家を完成させるべく精進していきたいと思います。
そして、ワンチームとして心を込めてプロとしての仕事を進めていきたいと思います。
おめでとうございます。