2018年9月5日
平屋から小屋裏部屋のある平屋へ
平屋の人気は賢者の選択として今や認知されています。
しかし、敷地サイズの関係だったり、庭を広くとりたいという方もいます。
そこで、平屋をベースとした2階に部屋がある家を選択する人が実に沢山います。
弊社も『縁側家族シリーズ』の『小屋日和』が人気です。
理由は、ガチガチの規格住宅とは違い「平屋」の良さをベースに勾配屋根空間を上手に生かすと空間ができます。
ここを最大限に生かそうと開発した家です。
実際に、その空間に身を置くと丁度良いユニークな感覚の部屋ができます。
この空間に子供部屋2つと寝室を設けたり収納も確保したりできます。
しかも、1階部分は平屋的なので普通の2階建より広いわけです。
構造を弱くするような無理な自由設計ではなく、構造ルールを持ち、それを遵守することで安心な構造になります。
さらに面白いのは、1階部分にLDK以外に1部屋確保することができます。
若いうちは趣味の部屋として使い、足腰が弱くなる年齢になったら寝室として使う。
小屋裏部屋は、子供が結婚したら全てを譲る。
つまり、生涯有効に使える家であり構造も安心で間取り設定も自由度が高い家。
さらに面白いのは、1階に洗面脱衣室を設けます。
一般的に洗面脱衣室に洗濯機を置くケースが多いと思います。
実は、洗面脱衣室からウッドデッキに直接出られる間取りにしたら洗濯物を干すのが非常に楽になります。
一般的2階建住宅だと2階まで重い洗濯物を持ち上げて干さなければなりません。
しかし、小屋裏部屋のある平屋住宅は奥様が楽になるのです。
平屋の良いところを全て満たして、不足の子供部屋、寝室または趣味の部屋としては小屋裏部屋に確保します。
なんと勾配吹き抜けもあるので開放感も抜群ですね。
構造を重視しても自由度のある間取りが考えられますのですごいことだと思います。
さらに言えば、家の大きさも30坪以内にも抑えられますし31坪くらいでも良い間取りができます。
最初は、外観デザインが気に入って「小屋日和」でプラン要望をされ、それが提案資料としてまとまって提出されたとすれば、目にハートマークが点滅するのも頷けます。
しかも、切妻なので風雨風雪にも安心です。
デザイン的にもバランスが取れていますし、個性的でもありますので「あの人の家とは違う!」と満足されるのも当然かもしれません。
平屋と2階建の良いとこ取りの家『小屋日和』は手前味噌ですが最高の家です。