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2025年9月9日

完成見学会での発見が・・・

平屋の人気は、ここ数年ますます高まってきています。さらに家づくりのトレンドとして「コンパクト化」が進んでおり、家そのものの大きさは少し小さめにする一方で、住まい方の工夫や間取りのアイデアで快適性を追求する方が増えてきました。つまり「小さな家でも広く暮らす」ことが重視される時代になってきたのです。

特に多くのご家族がこだわるのはリビング・ダイニング・キッチン。やはり家の中心となる場所だからこそ、広々と心地よく、そして使いやすくしたいという思いがあります。同じ広さでもレイアウトや家具の配置次第で空間の印象はまったく違ってきます。

今回、9月6日〜15日まで開催中の「お客様の家完成見学会」の建物でも、その工夫が大きなポイントとなっています。代表的な特徴は、キッチンを壁付けにしたこと。近年は対面キッチンが主流ですが、あえて壁側に配置し、さらにカップボードを置かないことでダイニングスペースに余裕が生まれています。その結果、ダイニングテーブルのレイアウトを自由に考えられるようになり、無駄なスペースが出にくく、空間全体に広がりと開放感を感じられるようになりました。

もちろん、「カップボードを置かないと収納は不便なのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その点も工夫されています。キッチン横に勝手口を兼ねたパントリーを設けることで、食品や日用品のストック、調理器具などをしっかり収納できるようになっています。見た目はすっきりしつつ、機能的には何の遜色もなく、むしろ使い勝手の良いキッチンに仕上がっているのです。

実際にご見学いただいたお客様からも「思った以上に広く感じる!」「対面式より開放感がありますね」という声をいただいています。図面や数字上の広さは同じでも、壁付けレイアウトの工夫により、体感としての広さは大きく変わることを実感していただけているのです。

こうした声を聞くと、改めて「百聞は一見にしかず」だと感じます。写真や間取り図を眺めているだけでは伝わらない空気感や広さの感覚は、実際にその場に立ってみないとわかりません。完成見学会に参加する意義はまさにそこにあります。

これから家づくりを考える方にとって、見学会は新しい暮らしのヒントを発見する大切な機会です。ぜひこの機会に足を運んでいただき、ご自身の目で確かめていただければと思います。きっと「こんな住まい方もあるんだ」という新しい気づきがあるはずです。

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