2025年5月11日
【長野市 T様邸】ご縁と想いが結実した感動の地鎮祭
昨日5月11日、午後3時30分より、長野市にて小屋日和を建てられるT様の地鎮祭が執り行われました。
青空の下、厳かに始まった神事。しかし、午前中まで元気に遊んでいたというお子様が、急な熱に見舞われてしまったとのこと。奥様もその傍を離れることができず、ご参加は叶いませんでした。
「心配することはないですから」
そう力強く仰ったご主人様がお一人、ご家族の想いを背負い、地鎮祭にご参加くださいました。初めての神事に、もしかしたらお子様のように少し緊張されていたのかもしれません。しかし、その表情からは、これから始まる家づくりへの期待と、ご家族への深い愛情が溢れていました。

建築地は、穏やかな陽光が降り注ぐ20区画ほどの分譲地の中心。周囲には美しい注文住宅が立ち並び、ひときわ注目を集めるであろう素晴らしい場所です。最新のデザインが施された近隣の住宅も見応えのある景色。しかし、私たちが手掛ける「小屋日和」は、流行を追うような派手さはありませんが、美しいフォルムが魅力です。普遍的な美しさを追求したその佇まいは、 環境に優しく溶け込み、時を経ても色褪せない魅力を放ちます。

T様が家づくりを考え始められてから、早1年半。なかなか理想の土地が見つからず、焦燥感を感じることもあったかもしれません。その間、私たちは間取りのご相談はもちろん、資金計画に至るまで、様々なお話をさせて頂きました。「焦らず、じっくりと、マイペースで進めていくことが一番大切です」。そうお伝えしてきた私たちにとって、T様が納得のいく土地と、心から希求する家に出会えることこそが全ての意義であり価値だとお伝えしてきました。結果、全ての納得の歩調で進められたことは何よりも嬉しい出来事です。


「縁側家族」という私たちのブランドコンセプトにも深く共感してくださり、「小屋日和」の規格住宅としての良さも十分にご理解いただいているT様。これまで、私たちとのご縁を大切に育んでくださったお人柄は、地鎮祭でのご挨拶からもひしひしと伝わってきました。

ご家族の代表としてお一人でご参加されたにも関わらず、式典の間、明るく、そして積極的に関わってくださったご主人様。そのお心遣いに、私たちはただただ感謝の念に堪えません。奥様とお子様の分まで、真摯に神事を取り行ってくださったお姿は、私たちの胸に深く刻まれました。そして、気を使わないようにと明るく振る舞われたことも感謝でしかありません。

いよいよ、T様邸の着工となります。これから始まる家づくりは、私たちとT様ご家族との二人三脚です。最高の住まいを完成させるべく全力を尽くします。どうぞ、よろしくお願いいたします。全ては、最高の住まいを完成のために・・・
(OBINATA)