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2025年1月31日

T様の「小屋日和」上棟!

前日、雪が降りましたが、思ったほどの積雪にはならず、小林監督の判断により、予定通り翌日のT様の「小屋日和」の建前を執り行うことができました。朝の冷え込みが厳しい中ではありましたが、神事を無事に行い、工事が始まりました。

T様のご主人はお仕事の都合でこの大切な瞬間を直接見届けることができず、残念がっておられたとのこと。しかし、それも無理のないことです。家づくりの大きな節目である「上棟」は、まさに特別なイベント。設計図を何度も見返し、思い描いてきた家が、実際に形となっていく。その大きさ、広がり、空間の感覚を初めて体感できる日です。一本一本の木材が組み上げられていく様子は、まるで夢が現実へと変わっていく瞬間のようで、胸が高鳴ります。

そして、何よりも大工職人たちの魂が込められた「棟上げ」は、まさに彼らの技と誇りの結晶。その姿が家の形となり、これからの暮らしの礎となっていきます。作業は順調に進み、15:00には屋根板金工事のルーフィングも完了。雪や雨が降っても安心な状態になりました。さらに、壁に当たる部分の面材も仮止めまで終えることができ、安心感が増しました。

朝は冷え込み、日差しも控えめでしたが、午後には青空が広がり、現場には笑顔が連鎖していきました。最初は緊張されていたT様も、仕上がっていく様子を目の当たりにするうちに、自然と朗らかな笑顔が溢れていました。その笑顔こそが、私たちの最大の喜びであり、仕事への情熱の源です。「この仕事をしていてよかった」と心から思える瞬間でした。

T様、ご上棟おめでとうございます。これから完成に向けて、二人三脚で進んでまいりましょう。ご主人様にも、この家の成長を楽しんでいただけたら幸いです。

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