2017年1月10日
今年最初の建前は計画性と準備が要だった。
今年の冬は?
そんな話題が昨年からあった。
きっと雪が多い年になるんじゃないか?
と思いきや大したことはない。
そんな油断が危ない。
冬なんだから寒くて当たり前。
冬なんだから雪が降るのが当たり前。
そう思いながらいたら「備えあれば憂いなし」
・・・・・
今年は、1月9日(成人の日)が最初の建前。
前日は「雪」しかし予報は降り続かない。
予報通り「雪」は止んだ。
早朝、御代田町の現場に車を走らせる。
なんと上田と違い霧がすごい。
路面は、思ったほどではなかったが霧が凄すぎた。
前が見えにくい。
なんとか現地に到着。
建前は順調に進み安全第一で進めるように監督に伝えた。
監督は、朝暗い時間の5時には現場に到着し足場の雪をホウキで掃いて安全を確保したという。
延期すればいいと思うかもしれないが、計画を立てたらそのとうりに進める方がその後も計画を立てて進めているのでイレギュラーはありがたくない。
前日の夜からインターネットの天気予報にかぶりつき。
私に電話があったのも朝の5時過ぎ。
「予定通りやります」
その言葉を信じ、家を出たのだ。
確かに霧は凄かったが、仕事に支障があるほどではない。
大工さんも冬を考慮して、できることは事前にすべて用意してあったので順調そのもの。
真剣な計画と準備こそが「安全」「工程」「品質」を確保できるのだ。
そのお陰で午後3時30分には、悪条件でありながらも予定以上のスピードで順調に上棟を終えることができた。
窪田建設は、基本的に屋根の野地板を張り、ルーフィングを貼り終えることで雨や雪対策となると考えている。
従って、建前の日は棟上げ終了の基準をそこに置いている。
とはいえ、天候との勝負でもあるためにそこまで至らない場合もある。その場合は、養生をして風雨積雪対策を行う。
だが、「安全第一」だ。
何があっても、意味のないスピードはろくなことはない。
安全第一で、心を込めて丁寧に良い家を完成させる意思によって進めることが大切だ。
愛情を持って家をつくることが重要だと考えているのだ。
お陰様で、大自然の中に立つ素晴らしい住宅の完成が今から楽しみだ。
今年最初の建前は、忘れられない思い出となるだろう。
お施主様ご夫婦の笑顔も完成までの期待感で溢れていた。
この想いに応えることが使命。
この笑顔をもっと大きな笑顔に変えるために完成目指してチームとして一丸で取り組む。
そう、心に誓った。
担当している「佐藤」「岩下」の名コンビと名大工の手によって必ず良い家が出来るだろう。
私も当然大きな期待をしている。
窪田建設の歴史と技術と看板に恥じぬよう進めていきたい。
社長:窪田秀徳