2018年5月10日
平屋は最良の選択!
KUBOTA HOUSING (窪田建設)では、”平屋”を推奨しています。
理由は、沢山ありますが一番は『住みやすい』ことだと確信しているからです。
住みやすい理由の一つに「若い時だけ良い家」「子育て時代だけ良い家」では、ナイからです。
日本人に刷り込まれてしまった『二階建』=『新築住宅』。
まったく、疑問を感じる人もいなかったと言えます。
確かに分譲地に建てようと考えると敷地が限られていますので庭や車駐車スペースを確保しようとすると総二階建てが効率的です。
今もそれは変わりません。
家を建てる時期といえば子供が幼稚園や小学校に上がるタイミングを考え計画するケースが多いです。
このタイミングでは、子供が個室を必要とする時期を前提となります。
ところが、子供が巣立つ後のことを考えないのがほとんどかもしれません。
人生を仮に100年とすると30年で結婚して直ぐ家を建てたとして、家族が一緒に過ごす時間は20年かもしれません。
子供は巣立っていくと考えるのが一般的な概念です。
では、その後の暮らしは50年続くのです。
最初の20年を基準にした家が良い家と言えますでしょうか?
もっとご自身の生活を基本に家づくりをすべきではないかという考え方が『平屋」に行き着くわけです。
「じゃー子育て時期はどうするの?」
そんな疑問が脳裏を横切ります。
では、ご自身の暮らしやすさと子育てを一緒に考えられる事が重要な事になります。
もっといいますと、そういう平屋を建てられたらベストという結論が直ぐ思い描けるでしょう。
つまり、『平屋』に子育て時代の事も想定して暮らしやすい間取りを生涯、生き生きとした人生を過ごせる家が手に入ればいいという結論に至るはずです。
そういう家を見学した事がないし、そもそも平屋のモデルハウスが無い。
私たちは、自社開発をする『下町ロケット』のような会社です。
無いなら作れば?
と考え開発しました。
① 地球民家 MIRAI
② LIFE ROVER + LIFE STAGE(一部ロフト有り)
また、共同開発となりますが③ FLAT DESIGN
この3種類を①②以外は社内スタッフと外部スタッフ交えて開発してきました。
『平屋』は、デザインとしてダサイ!と思い込んでいる方には考えを改めていただきたいと思います。
かっこいいデザインの家を開発すればいいのです。
弊社の3ブランド『平屋』は、それぞれコンセプトを変えて自分の人生の舞台に相応しいものをデザインしました。
実は、そんなに大きな家はいりません。
必要サイズで十分なのです。
30坪以下でいいのです。
お子さんが階段から落ちるような心配や一部階段があっても2階の高さの階段では無いので危険が少ないと言えます。
間取りとしてもお子さんが2人で夫婦2人なら子供部屋2つ、夫婦の主寝室1つ、それぞれ収納が付いていれば普通の二階建てと変わりません。
であれば、階段の上り下りが無い分だけ暮らしやすいに決まってます。
構造的にも2階建より丈夫です。
平屋はそもそも強い構造なのです。
なにより心が和みますのでストレスが軽減されます。
お子さんも広く走り回れます。
ウッドデッキと物干し場所も兼用なのでわざわざお金をかけてバルコニーとウッドデッキを用意する必要もありません。
洗濯物も2階へあがって干さなくてもいいです。
屋根付きウッドデッキならば雨が降っても洗濯物を早急に家の中に入れなくても良いわけです。
なにより子供が巣立っても子供部屋は1階にあるのでクローゼットとしてもプライベートルームとしても将来転用が効きます。
つまり、将来使える部屋として重宝です。
2階の子供部屋は巣立った後使えません。
わざわざ2階にあがって重い荷物を上げ下げするなんて現実的ではありません。
また、足腰が弱ってきたら2階に上がることはしなくなりませす。
つまり、将来考えたら2階の部屋は問題が残るわけです。
であれば、ロングランな視点で考えるなら断然『平屋』を建てるべきなのです。
しかし、冬暖かく夏涼しい家で性能も良く健康的でなければなりません。
0エネルギー住宅のレベルも必要です。
ただし、価格面だけ言えば総二階建ての住宅にはかないません。
しかし、そこを踏まえたとしても長い人生をより良いものにする事を考えるのであれば『平屋』という選択肢こそが家族を幸せに導ける家であると言えるのでは無いでしょうか。
私たちは、だからこそ『平屋」住宅をコンセプト住宅として開発するに至ったのです。
しかも、無垢の素材を意識して床は無垢材を使用していきます。
人間が常に裸足で床に肌をつけて暮らす一番の場所です。
肌から刺激をもらい脳を活性化させます。
つまり、お子さんの健全な成長を真剣に考えるのであれば床は『無垢材』を使用して欲しいと考えているからです。
また、間取りの基本的考え方は開放感があり『繋がり』を重視した隠れる事ができ無いという視点で間取りを考えるべきだと考えます。
しかし、本物の木を使って家を作るということは、棟梁の腕が良くなければなりません。
窪田建設は、創業当初から木の家づくりに相当なこだわりを持ってやってきました。
手前味噌で恐縮ですが、良い家は棟梁の腕と素材の良さが条件となります。
さらに自社で開発できる技術者たちの技量が問われます。
このバランスを兼ね備え無いと『平屋』を提唱しても「良い平屋」を作ることも開発することもできません。
私たちは真剣に『平屋開発』に関わってきましたし、これからもそうでありたいと考えています。
ぜひ、『平屋』という選択肢を真剣に考えていただき人生を有意義に過ごせる家とはどんなものなのか?自問自答してください。
今回は、『平屋住宅』について、お話ししました。
家の良し悪しは、価格の安さと部屋数が整えばいいということではありません。
ご自身とご家族の幸せを生む家こそが良い家と言えるのです。
『平屋住宅』を一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?