HEAD BLOG代表 窪田のブログ
2025年8月27日
カテゴリー別「良い家」適合性
① 大手ハウスメーカー
- 住む → 高性能・保証が整っており安心
- 貸す → ブランド力があり、賃貸市場でも人気
- 活かす → 資産価値が維持され、二世帯化・リフォームもしやすい
- 売る → 中古市場での評価も高め
◎推薦度:高い(価格は高いが、資産価値は残りやすい)
② 地元の工務店
- 住む → 地域の気候・暮らしに適した家で住み心地が良い
- 貸す → デザイン性や性能に優れていれば賃貸市場で魅力を持つ
- 活かす → メンテナンス性や改修の自由度が高い
- 売る → 信頼できる工務店の家なら中古市場でも「こだわり住宅」として人気
◎推薦度:高い(ただし施工レベル・経営安定性の見極め必須)
③ 建売住宅会社(分譲系)
- 住む → 入居しやすく、価格も手頃で安心
- 貸す → 立地が良ければ貸せるが、建物自体の差別化は弱い
- 活かす → 汎用的な間取りのため改修はしやすいが、個性は少ない
- 売る → 建物自体は評価がつきにくく、立地依存度が大きい
▲ 推薦度:中〜低(立地次第では価値あり。ただし「建物自体の流通価値」は弱い)
④ 設計事務所+工務店方式
- 住む → オリジナリティが高く、満足度も高い
- 貸す → デザイン性が際立つと賃貸でも人気(特に都市部や移住層向け)
- 活かす → 長期的にリノベーション・用途変更に柔軟
- 売る → ユニークな物件としてファン層に刺さりやすい。ただし「万人受けしない」可能性も
◯推薦度:条件付きで高い(流通市場を意識した普遍的デザインが重要)
⑤ ローコスト住宅会社
- 住む → 初期は住めるが、性能・耐久性に課題が出やすい
- 貸す → 光熱費・快適性が低いと入居者に敬遠されやすい
- 活かす → 改修コストが高く、長寿命化しにくい
- 売る → 中古市場ではほとんど評価されず、資産価値が残りにくい
× 推薦度:低い(流通できる家にはなりにくい)
まとめ(窪田建設の「良い家」基準での推薦度)
- ◎ 強く推薦 → 大手ハウスメーカー、信頼できる地元工務店
- ○ 条件付きで推薦 → 設計事務所+工務店(普遍性・資産価値を意識する必要あり)
- △ 限定的に推薦 → 建売住宅会社(立地が良ければ価値あり)
- × 推薦せず → ローコスト住宅会社(将来的な流通・住み継ぎが困難)
※ ポイント
窪田建設の「良い家の定義」を実現できるのは、
▶︎「性能・デザイン・資産性・メンテナンス性」のすべてをバランス良く備えた住宅会社。
つまり、
- ただ「今住める」だけでなく、
- 将来「貸せる・売れる・次世代に住み継げる」家をつくれる会社を選ぶことが 失敗しない業者選びの本質 です。
地元工務店であっても特徴はかなり違います。ローコスト住宅を推奨している会社。大工の手仕事を得意とする会社。デザインを重視する会社。FCやVCに加盟して全国ネットの代理店を確保している会社。自社開発にこだわりを持つ自社ブランドを掲げ規格住宅などを展開する会社。不動産会社出身の建売住宅を展開する全国展開するデベロッパー。地元で展開する会社であっても特徴や方針や理念は相当異なります。
だからこそ、完成見学会やモデルハウスに足を運び、自分に合った業者なのかを見極める必要なあります。
自分は、何を重視したいのか?
十分にご検討ください。