HEAD BLOG代表 窪田のブログ
2025年7月18日
“泊まる”をデザインする時代へ
〜「選ばれる宿」には理由がある〜
今日は宿泊施設の利用者ニーズの変化と、これから宿泊業を始めたいと考える皆様に向けた建築のご提案についてお話します。
◆「泊まる目的」が明確化する時代がきた
かつては、出張であれ旅行であれ「とにかく泊まれればいい」という時代がありました。
しかし今や、「どんな目的で泊まるか」によって、選ばれる宿は大きく異なります。
たとえば——
- ビジネスマンならビジネスホテルで一人泊
- 家族旅行なら一棟貸しで周囲に気を使わずのびのびと
- 記念日旅行なら、ちょっと贅沢に美味しい料理と大きな温泉を満喫できる宿
- 外国人観光客なら、日本の暮らしや文化をリアルに感じられる古民家風宿泊施設
つまり、今は「用途に応じて最適な宿を選ぶ時代」なのです。
◆だからこそ「選ばれる宿」を設計しなければならない
選択肢が増えた今、“ただの宿”では選ばれない時代です。
建物の見た目だけではなく、運営のしやすさ、宿泊体験、そしてターゲットに合わせた設計が重要です。
今、こうした“選ばれる宿”の建築や運営を本気で考える方が、確実に増えています。
- 自分で一棟貸し宿を始めてみたい
- 空き家を活用して宿泊施設にしたい
- 土地を持っているが収益性のある建物を建てたい
- 地域に合ったインバウンド向けの宿を開業したい
- 将来売れる・貸せる価値ある宿を持っておきたい
このようなご相談が、当社にも日々増えています。
◆集客力のある宿には“共通点”がある
では、選ばれる宿・集客に強い宿とは、どんな宿でしょうか?
▼たとえば、家族旅行に人気の宿にはこんな要素があります:
- 他の宿泊者に気を遣わずに過ごせる「一棟貸し」
- 子どもが走り回っても大丈夫な「広々リビングとウッドデッキ」
- 自炊できる「使いやすいキッチン」
- 洗濯機や浴室乾燥など「長期滞在対応の設備」
- バーベキューや焚き火が楽しめる「外空間の演出」
- ペットOKやキッズルーム完備など「家族全員が楽しめる仕掛け」
▼また、インバウンドに支持される宿にはこうした特徴があります:
- 畳、障子、梁など“和”の要素を活かした内装
- 地域の文化を体験できるコンセプト(例:農家体験、古民家ステイ)
- 英語対応や自動チェックインなど安心のオペレーション
- 駅からは遠くても自然豊かで「非日常」を体験できるロケーション
◆宿を建てたい、始めたい、活用したい方へ
私たちは建物の設計・施工だけでなく、
宿泊施設という“体験空間”を一緒につくるパートナーでありたいと思っています。
- 「この立地にどんな宿が合うだろう?」
- 「古い家を宿泊施設に再生できる?」
- 「建てた後の運営を考えて設計してほしい」
- 「売る・貸すも視野に入れた汎用性ある宿にしたい」
そのようなお悩みに、豊富な実績と実際の宿泊者ニーズの視点でお応えします。
◆“宿の建築”は、未来の価値を生む投資です
宿泊施設は単なる建物ではありません。
人が集い、思い出が生まれ、地域と旅人が交わる場です。
しかも今は「泊まる」だけでなく、
- 家族が繰り返し訪れたい場所
- インバウンドの長期滞在拠点
- 地域の魅力を発信する場
- 将来の資産としての価値もある建物
として、多面的に評価される時代です。
◆あなたの想いを、カタチにします
もしあなたが、「いつか自分の宿を持ちたい」と思っているなら。
「家族が喜ぶ、記憶に残る宿をつくりたい」と考えているなら。
まずは、私たちにご相談ください。
旅のスタイルが変わった今、
宿泊施設のあり方も、建築のあり方も変わろうとしています。
“選ばれる宿”を、建築からつくる。
私たちは、そんな未来の宿づくりをお手伝いする会社です。
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お読みいただきありがとうございました。
宿泊施設に関する企画・建築・活用・運営など、どんなご相談でもお気軽にお問い合わせください。