2017年6月15日
薪ストーブと吹き抜けのある家
長野県の家によく似合うのは『薪ストーブ』です。
窪田建設では、かなりの比率で設置するケースが多いと言えます。
気にはなっているが自分に扱うことができるのか?
不安な気持ちで判断できない方もいます。
しかし、薪ストーブライフを始められて後悔してますという声を私は聞いたことがありません。
薪ストーブの調達が心配・・・
毎朝の点火が心配・・・
女性では扱えないのでは・・・
本当に暖かいのか心配・・・
子供が火傷したらと心配・・・
様々な心配があると思います。
考えていただけでは答えは見つかりません。
実践した人に聞いてみることです。
お近くで薪ストーブライフを楽しんでいる方も最初からマニアだった人は一人もいません。
始めたから薪ストーブライフがあるのです。
でも、全然興味がない方はお勧めしません。
よく考えてから結論を出して頂ければいいんじゃないでしょうか。
さて、薪ストーブライフを満喫できる家はどんな家なのか?
もしかしたら、そう思っていないでしょうか?
まずは、性能の良い家が私はお勧めだと考えています。
どんな隙間風の入る家でも薪ストーブがあれば暖かいと思います。
でも、省エネ住宅の方が高断熱高機密の観点から優れています。
つまり、薪の消費量が違ってきます。
薪も大切な燃料源ですから大切にしたいですよね。
であれば、高性能の家を新築の条件にされることです。
リフォームを考えている方であれば、利便性や見たところを綺麗にするだけでなく断熱性、機密性についても検討されるべきかと思います。
次に吹き抜けを設けるかどうかも重要だと考えています。
まだまだ、古い家での経験から寒いのではないかと危惧される方もいます。
階段の登り口に建具をつけたいという方ですらいらっしゃいます。
しかし、性能の高い家であれば大丈夫です。
むしろ、吹き抜けを設けるべきかと思います。
高性能な家であれば冬も寒くありません。
これは、暮らし方にもよりますが(冬に半袖で過ごしたい人はいませんよね!)少ないエネルギーで快適に暮らせます。
薪ストーブライフをお考えであれば、煙突がありますので吹き抜けにして薪ストーブの煙突をまっすぐ真上に上げたいところです。
理由は、薪ストーブの性能を生かすためには煙突が真上に上がっていく方が良いのです。
燃費いいですし、火の燃え方が良いですね。
そういう理由から壁出しはお勧めしません。
新築の時は、最初から薪ストーブをつける前提で機種まで決めて設計に入れるべきなんです。
煙突の位置も最初から決まっていたら理想的な薪ストーブライフを送ることができるからです。
それから吹き抜けは、煙突を立ち上げる場所としての効果だけではありません。
そんな空間があるなら部屋にするとか収納にしたいとかと考えるかもしれません。
事実、そういう方もいることは承知しています。
しかし、実際に完成見学会などで吹き抜けのある家と無い家の空間を見てみてください。
断然豊かさが違います。
開放感も違います。
空気の循環という点からも薪ストーブと吹き抜けは最高のセットです。
薪ストーブは、1階の空気を吸い込みます。つまり、空気を循環させる空気循環器でもあるのです。
空気が循環すると空気が綺麗に保てます。
健康的です。更には結露の原因である空気が淀み窓周辺に結露ができやすくなります。
これは、空気が動かないことが一番の原因と言われています。
住む人の健康を第一に考えた場合、家の中の空気を動かしてあげることは重要なのです。
だから、薪ストーブと吹き抜けのある家はインテリア的観点ではなく健康な暮らしという観点から重要なのです。
窪田建設では、更に無垢の木を使った家づくりも重要視しています。
空気中の湿度を調整してくれる自然の力を取り入れた家づくりをすべきだと考えるからです。
原始的なようですが重要です。
窪田建設が行っているお客様の家の完成見学会で、意識してご確認下さい。
家の価値は、価格と部屋数ではありません。
住む人が健康で幸せになるためのものです。
そんな住まい探しをして頂きたいと心から願っています。
今回、予約制の見学会を佐久市で予約制ではありますが16日(金)から22日(木)まで開催しています。
ご都合がよければ、確認していただく意味でもお問い合わせください。