2025年3月14日
住宅購入の考え方
住宅価格の高騰と適正な判断について
最近、住宅価格の高騰が続いており、多くの人が「家を買うべきかどうか」「どの程度のローンなら無理なく返済できるか」について悩んでいます。確かに、高性能化や資材高騰の影響で価格が上昇し、土地と建物を合わせて4,000万円を超えることも珍しくなくなっています。支払い期間が40年を超えるケースも増えており、慎重な判断が必要です。
そこで、「無理のない住宅購入」について、わかりやすくお伝えします。
1. 住宅購入で大切な3つのポイント
① 住宅ローンは“借りられる額”ではなく、“無理なく返せる額”を考える
住宅ローンは銀行の審査に通れば「借りられる額」を提示されますが、それが「無理なく返せる額」とは限りません。
👉 目安として、手取り月収の20〜25%以内の返済額に抑えると、家計の負担が少なくなります。
👉 ボーナス返済をあてにしない方が安全です。
② ライフプランを考慮する
・お子さんの教育費
・将来の生活費(年金生活のイメージ)
・病気やケガなどのリスク
これらを考慮し、将来的にも無理のない返済計画を立てましょう。
③ 家を持つことが“正解”とは限らない
賃貸の方が自由度が高く、ライフスタイルに合うこともあります。「本当に買うべきか?」を冷静に考えることが大切です。
2. 住宅ローン40年のリスクと考え方
ローン期間を40年以上にすることで、月々の返済額は減るかもしれませんが、その分「総支払額」は大幅に増えます。
例えば、3,000万円のローンを35年と40年で比較すると…
ローン期間 | 月々の返済額(2%金利) | 総支払額 |
---|---|---|
35年 | 約9.9万円 | 約4,100万円 |
40年 | 約9.2万円 | 約4,400万円 |
👉 月々7,000円安くなる代わりに、支払総額が300万円増えるというイメージです。
👉 定年後もローンが続く可能性があるため、老後資金への影響も考慮する必要があります。
3. 買うならどんな家がよい?
価格が高騰する中で、「身の丈に合った家選び」が重要になります。
✔ コンパクトで無駄のない家(小さくても快適な家)
✔ 将来的に売却や貸し出しがしやすい家(流動性の高い家)
✔ 光熱費を抑えられる省エネ設計の家
「大きな家=幸せ」ではなく、生活にフィットした家を選ぶことが、経済的にも精神的にも安心につながります。
4. 無理のない住宅購入のために
1️⃣ まずは自分のライフプランを考える(将来の収入や支出の見通しを立てる)
2️⃣ 借りられる額ではなく、返せる額を基準にする
3️⃣ 「購入」以外の選択肢(賃貸や小さめの家)も検討する
4️⃣ ローン期間をできるだけ短めにして、総支払額を抑える
住宅購入は大きな決断ですが、「買うことがゴール」ではなく「無理なく暮らせること」が大切です。自分や家族にとって最適な選択をするために、慎重に考えてみましょう。
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