HEAD BLOG代表 窪田のブログ
2025年1月8日
新設の補助金制度を味方にしますか?
2025年、日本では住宅の省エネ化や環境負荷低減を目的とした新たな補助金制度「子育てグリーン住宅支援事業」が実施される予定です。
この制度は、高性能な省エネ住宅の新築やリフォームを支援し、持続可能な社会の実現を目指しています。
主な補助金の内容:
- GX志向型住宅:
• 補助額: 1戸あたり160万円
• 対象者: 全ての世帯(年齢制限なし)
• 要件: 断熱等級6以上、一次エネルギー消費量を基準から35%以上削減し、再生可能エネルギー設備を導入してエネルギー消費量を100%削減(寒冷地では75%)する住宅。 - 長期優良住宅:
• 補助額:
• 建替前住宅等の除却を行う場合:100万円/戸
• 上記以外の場合:80万円/戸
• 対象者: 子育て世帯(18歳未満の子供がいる世帯)または若者夫婦世帯(夫婦のどちらかが39歳以下)
• 要件: 高耐久・高耐震・高省エネ性を備えた住宅。 - ZEH水準住宅:
• 補助額:
• 建替前住宅等の除却を行う場合:60万円/戸
• 上記以外の場合:40万円/戸
• 対象者: 子育て世帯または若者夫婦世帯
• 要件: 年間の一次エネルギー消費量がほぼゼロの住宅。
補助金制度の方向性:
この新制度では、特に「GX志向型住宅」が新設され、全ての世帯が対象となることで、幅広い層への省エネ住宅の普及を促進しています。
また、長期優良住宅やZEH水準住宅に対する補助も継続され、既存住宅の省エネ改修や高性能住宅の新築を支援することで、2050年カーボンニュートラルの実現を目指しています。
さらに、住宅用蓄電池の設置に対する補助も併用可能となっており、再生可能エネルギーの活用やエネルギー自給率の向上を図る取り組みが進められています。
これらの制度を活用することで、環境に優しく、経済的な住宅の実現が期待されます。
詳細な要件や申請手続きについては、各省庁の公式発表や関連資料をご確認ください。