HEAD BLOG代表 窪田のブログ
2024年10月29日
省エネ基準適合義務化
2025年4月から、日本で新しく建てられるすべての住宅や建物は、省エネ基準を満たすことが義務付けられます。
「#省エネ基準適合義務化」これは、地球温暖化を防ぐため、建物が無駄なエネルギーを使わないようにするためのルールです。
省エネ基準の導入によって、建物は冬は暖かく、夏は涼しく保ちやすくなり、エアコンや暖房を少なくできるよう工夫されることが求められます。
これにより、毎月の電気代やガス代も安くなり、家庭の負担が軽くなるメリットもあります。
さらに、今後は新築住宅や建物が「ZEH」や「ZEB」と呼ばれる、もっと高いレベルの省エネ基準を目指す動きも進められています。
ZEHは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」、ZEBは「ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング」の略で、これらは太陽光パネルなどで自分たちで電気をつくり、エネルギー消費をできるだけゼロに近づけることを目指す建物です。
ZEHやZEBの家や建物では、電力の一部を自分で賄えるため、環境にも優しく、災害時の停電時にも備えられるメリットがあります。
この省エネ基準強化の背景には、日本が気候変動対策のために、CO2などの温室効果ガスを減らす国際目標を掲げていることがあり、建物からのエネルギー消費を減らすことでその目標達成を目指しています。
新築住宅や建物を建てる際には、これまで以上に断熱材を厚くしたり、省エネ性能の高い窓やドアを使用したりすることが必要です。
また、ZEHやZEBの基準を満たすためには、電気を作るための設備や、効率の良いエネルギー管理システムの導入も求められます。
これにより、建物は環境にやさしく、エネルギー効率も高いものになり、将来的なエネルギー費用の節約にもつながります。