2023年8月29日
建て替え?実家?その近くに新築する?
未来に不安を感じることがあります。
前回も日本の未来を憂いているというお話をしました。
少子高齢化と日本の経済成長率がどうなるのか?
あまり、深刻に今考えなくてもいいかもしれません。
しかし、多くの期待をするのもどうでしょうか?
住宅も上田市内の移住をする方々が主流になっています。
新たな交通の弁がよく生活しやすい分譲地の土地を購入する。
そこに新築を建てる。
弊社でも、そういう方々が多くいらっしゃいます。
しかし、親世代は生まれ育った家に住み続けています。
将来、その家が相続されることになるでしょう。
それは、多くの方がそうだと思います。
そう考えると分譲地の土地は購入するので借り入れする方がほとんどです。
建物も借り入れする方がほとんどです。
もし、実家の敷地に余裕があれば土地を購入資金は必要ありません。
家の借り入資金だけで済みます。。
もしくは、建て替えすれば解体費は発生しますが、二世帯住宅を意識した新築を建てるという選択もあります。
確かに実家のある場所は、学校から遠かったりするかもしれません。
生活するには、少し不便かもしれません。
でも、生まれ育った場所なので周辺に住む人も知っていますので安心かもしれません。
確かに田舎だったりするとめんどくさい慣習やルールがあるのかもしれません。
自治会役員が回ってくる可能性も将来はあるでしょう。
しかし、分譲地に新築しても自治会はあります。
知らない人とのお付き合いは発生します。
でも、綺麗な分譲地なら敷地は小さくても気持ちはいいかもしれません。
私がこんなことを書いても、当然検討そんなことはしたと思われるでしょうか。
最近多いパターンが、ご結婚され家族が増え賃貸アパートでは手狭になった。
自分の家の必要性を感じた。
自分の家族を今以上に幸せにしたい。
それには、自分の家を持とう。
大正解です。
窮屈で環境の悪いと感じる空間で家族が無理して住み続けるのは厳しいものがあります。
そこで、どうしよう・・・?
物価も上がり、建築費も上がっている。
ローコスト住宅にしようか?
建売分譲(土地+建物)を購入しようか?
いやいや、自分の家族が一生住む家だからこだわりを形にしたい。
様々な考えがあります。
でも、どこに立てますか?
分譲地購入?
実家を建て替え?
実家の敷地内に建てたい?
実家の近くに建てたい?
ご主人の家の近く?
奥様の家の近く?
選択肢は、たくさんありますね。
実に結構多くなっているケースは、奥様のご実家の近くに土地を購入して建てるパターンかもしれません。
理由は、共働きなので奥様のご両親に気兼ねなく子供の送り迎えなど頼みやすいという理由かもしれません。
つまり、同居に近い核家族化です。
子供に手がかかるのは、小さい時。
高校以上になれば自分のことは自分で行うわけなので、共働きで子育てが一番大変な時には家族が協力して親の力も借りて行えば家族仲も良くなるし、ご両親も孫が可愛いので接点が増えて力を貸してくれると思います。
同居に近い核家族化パターンなら安心ですね。
でも、そこまでいうなら二世帯住宅という手もあります。
お互いを尊重できる二世帯住宅なら、土地の購入は必要ありません。
その分、返済計画は少し楽になるかもしれませんね。
同一敷地内に二軒建てられないというのが法律です。
しかし、方法がないわけではありません。
一つの敷地を分割するとそれぞれ違う敷地であると判断される場合は、建てられます。
その場合のメリットは、そんなに大きな家を建てなくともいいということです。
つまり、借り入れは住宅だけなので返済計画は楽になります。
いつか、小さかった子供たちが大きくなって家に戻れるようにしてあげる方法として、大きなご両親の家を解体して、ご夫婦二人だけの家を建て替える方法です。
子供が戻ってきたら、子供が生まれ育った家に住むか?
ご夫婦二人が小さな家に住む続け、子供たちは自分たちでコンパクトな家を新築すると一番金銭的にも無駄がなく、住みにくい大きな家に住まなくてもいいし、解体する時もサイズ的に有利なので費用負担も少なくて済みます。
未来を考える。
将来に負担を残さない。
次世代に負担を残さない。
建て替え新築工事や実家の近くに建てるか。
実家を分割して、そこに建てるか?
日本の地方の家を建てるという考え方が変わっていきます。
物理的にも未来を考えた選択は重要です。
ぜひ、考えてみてください。