HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2023年7月25日

「縁側家族」には、『訳』がある!

縁側家族 訳あって

『訳あって!』

「訳」のある住宅にこだわりたいと思ってきました。

単に住宅の仕様がデザイン重視だけで決められていてはダメ!だと思ってきました。

前回、「訳が」必要とお伝えしました。

では、「縁側家族は?」どんな訳があるのでしょうか?

その前に「縁側家族」のラインナップを最新の情報としてお伝えしておきます。

商品ラインナップも一新します。

①平屋の家「平屋日和」

②平屋 + 小屋裏部屋=「小屋日和」

③平屋 + 一部2階=「町屋日和」

この3種類になります。



各シリーズには、ペースプラン4サイズを用意しました。それをカスタマイズして自分好みの間取にしていただけます。

しかし、3種類のタイプの「仕様」は、すべて同じとなります。

では、そろそろ「縁側家族」の『訳あって!』について触れたいと思います。

⑴屋根は切妻だけにこだわる!

・一番雨漏りしない形状が切妻。
・屋根に谷があると雨が侵入しやすくなる。だから、谷はつくらない。
・勾配の緩い屋根が何層にも渡り存在すると、壁と屋根の箇所数も多くなり、その間から雨が侵入しやすい。だから、シンプルな屋根とする。

⑵屋根付き縁側にこだわる!

・四季を通じ風雨雪、強い日差しなどの悪天候から縁側を保護し、屋外で快適に豊に過ごすことが可能。
・家の内外をつなぎ、生活に潤いをもたらす場所として特別な時間を過ごせる意義深い場所。
・家族や友人との楽しめる特別な場所として庭と縁側と室内を有機的に繋いでくれる。

⑶産地直送の国産材を契約の構造加工場で加工し、建築予定場所に直接配送する仕組みにこだわる!

・信頼おける木の目利きのプロが、木材の一本一本を目視により品質や色の均一さなどを厳選し、構造に仕様する木材として選定。
・契約構造加工場により顔が見えるプロとプロとの緊張感を常に維持することで木の品質が安定的に保たれる。
 ・国産材の流通は、商社などを排除し、より山に近い環境から構造木材を調達するので、木材確保が安定している。また、流通コストカットにより高品質な木材を安価に入手可能。

⑷●国産材の杉床にこだわる!

・日本の暮らしの多くのは、スリッパ履かずの素足暮らし。国産無垢杉だからこそ、適度な柔らかさが足裏に程よい刺激を得え、歩行時の衝撃を吸収。四季を通じ常に家族の健康を足元から守ってくれます。
・適度な柔らかさと調湿効果が期待できるので湿気や水に強く、床の腐食を防ぐ効果を持っているので長持ちする。また、次第に色が濃く変化することで深い経年美を日々感じることができます。
・国産材を使用することで、日本の山の循環を持続化させ、環境への負荷も抑制し地球温暖化抑制にも繋がる。そして、山に木があることで国土保全地に繋がる。


 
 ⑸一階にLDKと寝室のある間取りにこだわる!

・階段の昇降が必要ないので、身体に支障をきたした時や高齢者になった時アクセスが便利で安全性が保たれる。
・災害や緊急時、一階の寝室であれば早々に避難することが可能なので人命の観点から優位で安全。
・日常でのすべての場所への動線が短いことで、生活が楽で便利。


 ⑹家族の交流を第一とした間取り構成にこだわる!(リビング階段)(家族の気配)

・家族の気配を常に感じられ、家族の会話が生まれやすい環境を重視。また、視覚となる廊下も極力作らない。
・階段が必要な場合は、リビング階段にすることで家の広がりや空間への変化を与え家族の顔を見ることで家族仲が良口なる。
・子供を個室に閉じ込めず、家中どこでも楽しく遊び、学べる開かれた環境を提供する。
 

⑺普遍的デザイン、設へ、間取りにこだわる!

・流行に左右されないデザインは、いつの時代もチープ化することなく味わいが増し愛着が深まる。

・普遍的デザインかつシンプル仕上げによる環境は、いつまでも住む人を優しく包み込み心地よさが継続される。

・あえて個性的デザイン要素を抑えることで、家族の成長や年齢とともに寄り添う住みやすさを重視。

⑻縦格子デザインにこだわる!
・縦格子デザインは、住宅の外観に適度な変化を与え、和の無駄のない簡素な美しさを演出してくれる。
・周辺から視覚を抑え、適度なプライバシーを確保してくれるので、外からの視線を意識しない暮らしを得られる。

・光と風を少しだけコントロールしてくれるので、四季を通じた天候の差を調整してくれる。


 ⑼外部メンテナンス対応に「塗り壁」と「板貼り」にこだわる!

・将来、廃盤となるメンテフリーな新建材の外壁材ではなく、何度でも上塗りできる塗り壁は、将来のメンテのしやすさ。
・風雨雪対策を考慮して、縁側には屋根を設け、玄関には凹みを設け、壁には交換可能な無垢の板貼りを標準に。

・無垢板の部分のメンテを考慮し、手の届く範囲に木材を仕様。家族の絆を深めながらメンテナンスとして塗装。


 ⑽耐震等級と断熱省エネ等級にこだわる!

・天災に最大限備える強度を確保することが重要なので「耐震等級3(最高等級)」を確保。
・地球温暖化、エネルギー消費を抑えるために断熱省エネ等級5以上」を確保。
・地球と家族を守るシェルターハウスを確保することで、「命」を守る家を目指す。
 


 (11)自社設計ルール「グリッド設計」を遵守することにこだわる!
・家の構造を強くするため、構造を四角い箱を連続的に連結するグリッド設計を用い、強い構造を作り出す設計。
・強い構造の箱に自由な間取りを描くことで、強さと住みやすさを両立させる設計。
・「命」を守るグリッド設計による構造に光と風と住み心地と住みやすさを落とし込む自由設計。


 
 (12)規格住宅の可能性にこだわる!
・計算されたプロが思考する家づくりにより計画され尽くした全てバランスいい家なのでコスト面でも優位。

・家の詳細部分、極みの心地よさ暮らしやすに間取り、プロのデザインにより考え尽くされたプロダクト思想の完成度の高い家。
・断熱性や省エネ性が開発時に検討され高いレベルに設定されるので、維持費も安くなり、デザインも暮らしやすさも優位。

 (13)資産価値のある家で、住む、貸す、売るにこだわる!
・将来、空き家にならない家を前提に、未来に誰もが住みたいと思える普遍の家づくり。
・将来、貸そうと思った時に借りたい人が多い人気者の家づくり。
・将来、売ろうと思った時に買いたい人が多い人気者の家づくり。

家づくりで大切なのは『訳があること』

訳が不明確な家づくりは、ともすると「安いから」という理由と「そこそこだから」という曖昧な理由で構成される危険性があります。

形や素材や適材適所という『訳あって』こそが重要であり、『縁側家族』は、そこが肝であると考えて開発がなされてきました。

『訳あって!』なのか『訳も特にない!』なのか私は凄く重要だと考えてきました。

『なぜ?』

そこの理由がなければならないと考えるからです。

そんなことを考えながら自問自答することは、凄く凄く大事なので、安易に「仕様」や「デザイン」や「間取り」を軽んじないようにされたらと思います。

今回は「家づくりには”訳”が必要であり、重要だというお話をいたしました。

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