2023年7月19日
リフォーム?新築?
自宅はあるのですが、寒いし古い。
リフォームしようかな?
でも、少し予算を増やせばすれば新築にできるかも?
そんなご相談が多いのが実情です。
また、中古物件を購入してリフォームした方がいいのか?
こんな相談も増えています。
でも、金額がわからないので検討しようがない。
今住んでいる家をリフォームした場合のお見積もりと建物を解体して新築を建てた場合のお見積もりが出たら検討できるのに?・・・
そんなことをお願いすれば、お金がかかるので・・・
つまり、色々考えすぎて一歩も進めない。
こんな問い合わせなど結構あります。
そんなご相談をお向けいただけると、幾つかのアドバイスもできますし、選択肢もご案内できます。
また、建物を見せていただき調査もさせていただく場合もあります。
その場合は、構造的に今の建築基準法に則って修正できるのか?
費用面で想像以上に金額が必要になるのか?
構造だけではなく、断熱性も確保できるのか?つまり、開口部が多いと性能を上げられる限度がありますが、対策方法もあります。
リフォームは、無限の可能性はありますが、新築のようにできないことも確かにあります。
結果、新築の方が費用面は少しオーバーするがリフォームより良い場合もあれば、その逆にそこまで費用つかせずともリフォームで満足できるレベルにすることが可能というケースもあります。
つまり、相談、調査、お見積もり(概算)、というプロセスを踏むとある程度納得された方向の決断ができると思います。
しかし、リフォームは新築より建築経験のある建築技術者でないと適正な調査ができません。
単に綺麗にするだけなら問題はないのですが、構造や性能を担保したいのであれば、技術者レベルが問われます。
だからこそ、相談する方の建築技術経験が重要になりますし、リフォーム経験が豊富でないと、ただ綺麗なリフォームとなり、間取りや強度への提案は難しいかもしれません。
そんなことを頭の片隅に置いていただきご検討されることをお勧めします。
実は、リフォームは新築より建築知識も建築経験も必要だというのが真実です。
目の前の予算も大事ですが、予算算出の建築知識と技術のある経験豊富な方に相談することから始めましょう。