HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2023年5月19日

戸建て住宅は「空き家」となるのか?日本住宅文化の末路•••

はじめに

 

 

 

今回は、住宅の向き合いたくない未来についてです

 

暗く重いテーマ

 

でも、避けては通れない

 

賢者たちは考えているはず

 

でも、その道筋が報道されない

 

意見を示す人がいない

 

誰かぁ〜この触れたくない話題に意見を出してよぉ〜

 

住宅、不動産関係者からは「負」の話は触れたくない

 

気持ちは、とてよくわかるが、目を伏せていていいのか?

 

日本の住宅の未来に向けた正しい「正解」と言える家づくりをどう考えるべきなのか?

 

日本の住宅の末路は、資産価値「0円」

 

そして、古くなった家に住む人がいないので「空き家」への道を辿る

 

最後は、単純に「解体」するしかない

 

つまり、解体費用が必要になることも頭ん片隅に置いて

 

家を「つくる費用」と「維持費用(光熱費など)」と「解体する費用」

 

家づくりの満足の先にあるのは、一生賭けて「支払った住まい」と諸々費用

 

戸建て住宅という資産は、お金を産まない財産になってしまったのか?

 

でも、資産になる?そんな発想で「自由設計の戸建て注文住宅」を持とうとする人はほぼ皆無

 

マンションと同じように「戸建て住宅」が、社会的に資産として価値を評価し、「売りたい」「買いたい」「貸したい」「借りたい」そして「住みたい」という機運が高まる様になれば・・・・・住宅の捉え方が変わる

 

夢見て建てる「我が家」

 

例えば、自分の子供たち世代は、別の「場所」に別の「家」を建てる

 

つまり核家族化による我が家建築の文化や流れになっているのが今

 

昔のように大家族で住む家を考える人は、ほとんど存在しない

 

親世代の家は、大きく建てることがステータス?

 

しかし、いずれ住む人数は「2人」「1人」?

 

やがて、親がこの世を去れば、その家に住む人はいない

 

「0人」

 

大きくて古い部屋数の多い家を貸したくても敬遠されてしまったりする

 

お掃除が大変

 

夏暑く冬寒い

 

だからクーラーの電気代など想像以上にお金がかかる

 

傷みを修繕する維持費が必要

 

CO2を大量に吐き出す地球環境に良い家ではない

 

精神論からすると気密度が低いので、内外の空気が出入りするから健康的?

 

ところがどっこい、家の中の温度差があまりにも大きいので、冬お風呂が寒く、お風呂で亡くなる方が多いという

 

家の中での温度差が大きく「ヒートショック」で亡くなる要因があるという

 

どうも、古くて大き家は快適じゃないし、健康的ではない

 

更に言えば、沢山の部屋数はいらない

 

そんな家だったら借りないと判断される

 

では、その家は・・・?

 

いづれ「空き家」となり「ゴミ化」するのか

 

景観が悪い

 

住んでいないから敷地の周りが草だらけ

 

子供たちは生まれ育った家に戻らない

 

家を解体する

 

その生まれ育った土地に家は建てない方が多い

 

大金を借入して、最終的にその家の購入費を全てを支払い終わっても、その家に住む人がいなくなる

 

つまり、末路は「空き家」になるのか?

 

そして「解体」する

 

固定資産税は今住む家と生まれ育った家の不動産の両方

 

いつしか、こんな愚かなことを繰り返し、家を建て続け、生まれ育った家を壊し続ける日本の家づくり文化は、これからもこれでいいのか?

 

でも、残念ながら解決する方法や道筋が見当たらないと頭を抱える

 

海外では、中古住宅に住み、家族の成長や状況に合わせて住み替えて行く文化らしい

 

よってサイズの違う中古住宅は流通している

 

古く価値ある家は、資産価値が上がるとも言われる

 

家の「流通価格」は上がる場合もあるらしい

 

住む、そして買う?借りる?

 

結構古い住宅でも「空き家」になる率は低い住文化なのか

 

日本のように住み手がいなければ、その家を借りる人もいない?

 

そんな流通しない悪循環の住宅資産にはなっていないらしい

 

では、日本の住まいはこのまま今後どうすれないのか?

 

最終的に借り手がいて、売り買いがいて、貸し手がいて、借り手がいる

 

売買や賃貸が成立する文化

 

日本だって、好条件の中古住宅は直ぐに売れてしまう

 

しかし、そんな好条件で人気の中古住宅ばかりではない

 

むしろ、不人気で流通できない中古住宅の方が圧倒的に多い

 

事実、日本の家の数は、かなり余っていて「空き家」になる率が高い

 

中古住宅として借り手も買い手も現れない苦悩が「空き家問題」となっている

 

これでいいのか?

 

もし、中古住宅のサイズ、部屋数、間取りが住み易すいのなら、自ずと流通するのかも知れない

 

需要と供給バランスを念頭に家を建てたなら

 

流通する可能性の高い家は、古くても、リフォームしたりすれば人気者になれる

 

しかし、そこまで費用を投下するだけの価値があるのか?わからない

 

根本的に解決するシナリオがどうしても今の日本の住宅建築から良い方法が描けない

 

次の時代、その次の時代の日本の自由設計の戸建て注文住宅の未来は・・・?

 

かなり、深刻?

 

もう気がつかなければならないのかも

 

愚かな戸建て住宅の末路「空き家」とならない道を見つけなければならない

 

私は、真剣に悩み考え深掘りしてみました

 

従来のスタンスから「空き家」への道を断ち切流方法や日本住宅の新たな道を・・・

 

戸建て新築住宅をつくって、最終的に不幸にならない道

 

作り手も、建てる方も、今だけではなく、先の先を考えて住まいを考える住宅文化は必ずある

 

時代の『転換期』

 

住文化の『転換期』

 

生き方の『転換期』

 

価値観が変わらなければならない・・・

 

「空き家問題」で悩むことへの新たな考え方を見出し推進しなければならない

 

「住宅」の幸せな道筋を見つけなければ・・・

 

かなり悩ましいが、考え方の方向転換をすれば道は開けるのかも

 

「住む」「売る」「買う」「貸す」「借りる」住宅の文化

 

古くなっても流通できる家を目指すべきだとゴールは見えてきている

 

私は、その視点から親世代からの家そのものが生きる道

 

自らが住む家が親世代と同じ重荷になる家にならない様に「お金を生む家」「資産となる家」の道を探る

 

 

 

 

次回は「マンション」vs「戸建て住宅」について検証してみます

 

時代の変化が意味する住まいの捉え方が変わってきた

 

この考え方は、かなり重要なことであり向かい合うべきだと思う

 

相変わらず、独断と偏見で大胆に「家」について考えていきたい

 

誤解を承知で・・・(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Top