HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2023年4月10日

「こどもエコすまい支援事業」はお早めに!

本年目玉の「補助金」は、若い方向けに手厚く家づくりの支援をしたいという現れの『こどもエコすまい支援事業』です。

 

高性能な住宅を建てると支援していただける補助金です。

 

実は、昨年もありました。

 

名称がややこしいのですが昨年は「こどもみらい住宅支援事業」

 

今年は「こどもエコすまい支援事業」

 

ややこしいので間違えないようにお願いします。

 

高性能住宅の補助額基準も変わっています。

 

本年対象となる『新築住宅』

以下の17を満たす方が対象になります。

1所有者(建築主)自らが居住する

「居住」は、住民票における住所(居住地等)で確認します。

2住戸の床面積が50㎡以上である

「床面積」とは、壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積により算定します。
なお、吹き抜け、バルコニーおよびメーターボックスの部分は除き、住戸内に階段が存在する場合、階段下のトイレおよび収納等の面積を含めます。

3土砂災害防止法に基づく、土砂災害特別警戒区域に立地する

「土砂災害防止法」とは、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(平成12年法律第57号)です。

4都市再生特別措置法第88条第5項の規定により、当該住宅に係る届出をした者が同条第3項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないもの

「立地適正化計画区域内の居住誘導区域外の区域」かつ「災害レッドゾーン(災害危険区域、地すべり防止区域、土砂災害特別警戒区域、急傾斜地崩壊危険区域、浸水被害防止区域)内」で建設されたもののうち、一定の規模以上(3戸以上または1戸もしくは2戸で規模が1,000㎡以上)の開発によるもので、都市再生特別措置法第88条第3項に基づき立地を適正なものとするために行われる市町村長の勧告に従わなかった場合、その旨が市町村長により公表できることとされています。

5未完成または完成から1年以内であり、人の居住の用に供したことのないもの

「完成」は、完了検査済証の発出日で確認します。

品確法第2条2項で定める新築住宅。「品確法」とは、住宅の品質確保の促進等に関する法律。

6証明書等により、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有することが確認できる

高い省エネ性能
(ZEHレベル)
を有する住宅

強化外皮基準に適合し、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量が削減される性能を有する住宅※1※2※3

※1BELS 評価書に記載される「ZEH」「ZEH-M」「ZEH Oriented」「ZEH-M Oriented」「ZEH Ready」「ZEH-M Ready」「Nearly ZEH」「Nearly ZEH-M」は対象となります。
(BELS評価書に記載される「ゼロエネ相当」は強化外皮基準に適合しないため対象となりません。)

※22022年10月1日以降に新基準で認定申請した認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅は対象となります。

※3BELS評価書でZEHマークの記載があるもの、または令和4年4月1日以降は住宅性能評価書で断熱等級5かつ一次エネルギー等級6の記載があるものは、再生可能エネルギー設備の導入がなくても対象となります。

7交付申請時、一定以上の出来高の工事完了が確認できる

以下の①②のいずれかの方法で確認します。
建築士による証明書が必要です。

いずれか
(選択可)

①基礎工事(杭基礎の場合は杭工事)の完了

②住戸あたりの補助額(100万円/戸)に総戸数※1を乗じた金額以上の出来高の工事完了
建築工事の契約金額(税込)×出来高(%)≧ 補助額(100万円/戸)×総戸数※1

※1戸建は、1住戸です。共同住宅等は、当該住宅の全住戸数(申請しない住戸を含む)です。

行政は、年度がスタートとゴールの時期を示す基準です。
4月は一般的にはスタートなんですが、この制度はすでに4回目が4月からの分となっています。
いつも気をつけていただきたいと社内でも指導しているので、ギリギリは補助金が消化されていたりするので補助金がいただけないことが過去にも何度かあるので早期手続きをお願いしてほしいということです。
期限はまだ大丈夫だぁ〜といってギリギリまで踏ん張るケースは危険です。
一棟建てて「100万円」ゲット!できる補助金は魅力的です。
もちろん丸々手に入るわけではありませんが金額が大きいので頂けるなら頂きましょう。
確かに申請手数料や設計費や性能計算費用などで通常よりも経費がかかりますが、損することはありません。
高性能な家を建てると補助金だけじゃありません。
今、悩みの「電気代削減」につながります。
補助金をゲットして高性能な家も手に入れる。
すると光熱費が節約できる。
そんなタイミングを活かすことが大事です。
実は、ある筋からの情報なんですが、補助金は予想より早く終わると考えるべきだということです。
行政は4月スターというのが組織上も人事上も運営上も現実的なお話です。
つまり、この補助金の1回目は「2022年12月27日」がスタートでした。
2回目、3回目と3回分申し込みがなされています。
4月入って3ヶ月分が一気に新年度の事務手続きに回ってきて大忙しで一気に補助金消化率が4月10日現在で「14%」になっていました。
この消化率は一気に跳ね上がると予想しておきべきではないかと感じています。
高性能な家を補助金もらって作る計画があるのであれば、早期計画がおすすめです。
別に煽りたいわけではなく、勿体無いと思われますので。
計画を疎かにせず、着実に納得いくものとし、早々に申し込みましょう!
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