HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2022年11月11日

YOROKOBi 「PiECE MODEL HOUSE」 OPEN!!

小さな家

 

小さな車

 

小さなスマホ

 

以前、「小さい」は進化だと書きました。

 

成熟社会の価値観は確実に変化しています。

 

人間の歴史を振り返り、文明はどんどん進化して小さくなっていきました。

 

この前、友達の「日産ノート・オーラ」に乗せて頂きびっくり。

 

外見は確かに小さい。

 

コンパクトカーです。

 

しかし、室内は高級車。

 

スピーカーも「BOSS」で音楽もいい音で感動。

 

エンジンも静か。

 

燃費もいい。

 

この車が売れている理由がわかりました。

 

そして、この車が欲しいと思いました。

 

さて、私たちは1年以上前から・・・いや、3年以上前からですね。

 

「小屋」「タイニーハウス」に関心を持っていました。

 

そして、国内外の「こや」を色々と調べてみました。

 

確かに面白いものがある。

 

十分生活できる内容だったりしました。

 

しかし、サイズ感は「小屋」とは違い、海外はやはり大きい。

 

トレーラーハウスの情報量は確かに多いと感じました。

 

しかし、日本でトレーラーハウスを引っ張って移動さきに設置することは非現実的です。

 

牽引免許も必要では?

 

道も狭いところも多いしね。

 

日本の建築基準法が適用になるのは10㎡以上。

 

つまり10㎡(3.03坪)以下は、別の扱いとなる建物。

 

厳密には、もっと色々と法律はありますが、概念としてサイズの考え方は皆さん同じ認識です。

 

そこで、色々な場所に設置できる「小屋」を開発したいと思っていました。

 

そのサイズかんは、10㎡以下。

 

つまり約3坪(6畳)サイズ。

 

 

 

この中に色んな要素を詰め込んで、色々な目的別に活用できないか?

 

そんな存在を開発したい。

 

それが最初でした。

 

でも、そんなもの本当に作っても「助かった」「こういうの欲しかった」「コロナ禍で篭れる場所があった」「自分の離れが欲しかった」「テレワーク小屋が欲しかった」「コテージホテルを運営したい」「戸建アパートを建てたい」「戸建リゾートホテルを何棟か建ててビジネスしたい」・・・

 

そんな存在として認知されるのか?

 

何より、その小さなサイズの中ではストレルが貯まるのでは?

 

そんな小ささとの葛藤を何度となくしてきました。

 

でも、可能性がある限り開発したい。

 

参考になる、3坪の生活機能が詰まった「小屋」を探しましたが、私が思っているような存在を見つけることはできませんでした。

 

しかし、そのようなものは無くても似たようなと言いましょうか参考になる「小屋」はないか?

 

それも探しました。

 

見学できそうな「小屋」も見にいきました。

 

しかし、何か違うのです。

 

断熱材の入っていない「小屋」。

 

値段は安いが、物置とあまり変わらない気がしたのです。

 

「小屋」=「ログハウス」だったりしてしまいます。

 

長時間居て居心地がいいのか?

 

四季を通じて快適に身を置けるのか?

 

生活機能が凝縮できるのか?

 

イメージする事例がない。

 

想像だけで開発し、これを求めるだろう人々に「待っていました」と思ってもらえるのか?

 

そもそも、単体の3坪の「小屋」だけでは、希望条件を満たせるのか?

 

「小屋」ブームに便乗しただけの存在でしかないのではないか?

 

そもそも、そんな存在を見つけられなかったということは、求められていないから存在しないのではないか。

 

実は、こんな葛藤がありました。

 

そんな中で、偶然「senko tinyu camp」のお話をいただき、2種類のサイズの「小屋」を連結して「コテージハウス」を作ることができないか?

 

そんなアイデアを具現化すべくプロダクト化を進める動機付けになったのです。

 

確かにご要望の「コテージホテル」建築には、様々なご要望や条件がありました。

 

宿泊人数?

 

水回り(キッチン・シャワールーム・トイレ・洗面台)?

 

予算による大きさの上限?

 

その他諸々でした。

 

そして、敷地の有効活用になるのか?

 

しかし、以前から研究してきたプロダクト案があったので、その枠組みならできると思いました。

 

それは、「小屋」連結のアイデアでした。

 

早速、その案をお出ししてオーナーさんはびっくりしたのと同時に気に入ってくれたのです。

 

サイズは、「小屋」を連結した合計面積は12坪(24畳)。

 

もちろん建築確認申請が必要なサイズです。

 

しかし、ベースとなっている「小屋」は、3坪と1.5坪を連結させる考え方。

 

つまり、3坪の「小屋」をベースした応用的な考え方で構成となったのです。

 

建物は、確かに建築的な観点から言えば「面倒臭い」です。

 

外壁面積が大きいので仕事量は多いと言えます。

 

ローコスト化を考えたらタブーです。

 

でも、最初からそう考えたら新しいイノベーションなど生まれません。

 

イメージから想像してみなければ新たなものなど生まれないと考えました。

 

既成概念をどれだけ頭から切り離すのか?

 

まさに社内でもその戦いはありました。

 

そして、最初に考えていた「3坪の生活機能が詰まった小屋」を作る決意をしました。

 

瞑想期間を経て過日3坪の小屋が完成しました。

 

誰もみたことのない領域に突入したとでも言いましょうか。

 

この「箱」にさまざまなアイデアを詰め込みました。

 

今では、最高傑作ではないのか?

 

それほどに想像を超越したものになったと自負しています。

 

所詮「小屋」。

 

されど「小屋」。

 

単なる小さな箱ではありますが、その中に落とし込まれた様々なアイデアこそが価値です。

 

そして思ったこと。

 

「小さい」は、可能性があるということです。

 

そして「小さい」は、面白いです。

 

そんな「小屋」のお披露目を11月26日からスタートします。

 

平屋のモデルハウス「LOVEL」の隣に設置した「離れ」である『小屋』。

 

いっぺんに2つのタイプが違うモデルを見学できます。

 

もしかしたら、こういうモデルは、日本広といえども存在しないのではないかと思います。

 

本当に面白い構成です。

 

もしかしたら、平屋の「LOVEL」の最小サイズ14坪(1人〜2人が住む対象)の家の隣に3坪の「PiECE(小屋)」を設置して暮らすのも賢者の新たな価値観の豊なあり方ではないかと感じています。

 

人家族の構成人数は、1人、2人、3人で約70%だと言われています。

 

であれば、小さな家の開発をもっと推し進めるべきだと思っていました。

 

そして、その先に「小屋」の開発も真面目に進めなければならないと思いました。

 

上田市五加883-1

 

こんな場所に「平屋」と「小屋」が並んで建っています。

 

「平屋」は、22.75坪とコンパクトです。

 

「小屋」は、3坪です。

 

こんな組み合わせの外観は、想像つきますか?

 

おそらく無理だと思います。

 

この2つのモデルをご見学すれば、従来の住宅建築の考え方がぶっ飛ぶかもしれません。

 

未来にストレスを持ち込まない家の持ち方を根本から考え直すでしょう。

 

それこそが、私たちの挑戦なのです。

 

そして、イノベーションであり、生きる舞台で、どんな目的を達成する「住処」を求めるべきなのでしょうか?

 

そんなことを考えてみたくなる「小屋」と「平屋」です。

 

まだ、どんな人たちを救えるのか?

 

未来にリスクを残さない選択と言えるのか?

 

新しいビジネスが生まれるのか?

 

思いを馳せながら見学されてみてはどうかと思います。

 

そして、「小屋」を連結させる意義や価値を知ることで「住処」の考え方の可能性を感じられるのか?

 

それは、見る方々や知る方々がご判断することです。

 

思いつきで開発したのではなく、幸せにする家や小屋を目指しての開発です。

 

うまくできたのではないか?

 

勝手にそう思っています。

 

集合住宅へのポスティングを行う予定です。

 

Facebook広告も予定しています。

 

ご予約を入れて頂きまして、ご見学いただくことになりますので宜しかったらお出かけください。

 

 

 

 

 

 

 

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