2022年7月24日
「0」から「1」へ
私のパソコンは、Mac Book Air です。
携帯は、 iPhone です。
腕時計は、Apple Watch です。
家では、Apple TV を使っています。
つまり、MAC 好きです。
だから、スティーブ・ジョブズを尊敬していますし、凄い人だったと思っています。
私より、彼を尊敬し詳しい方は多いと思いますが、なぜ偉大だと思い尊敬するのか?
それは「0」から「1」を作った人だからです。
つまり、世の中にないものを考え想像し細部までこだわりデザインにも妥協を許さなかったという完璧主義者は、変人扱いされたり、多くの敵を作ったりし、自分で作った会社まで追われるという人生をブレずに自分の意志を貫き通す数少な人だったと言えます。
確か、アメリカで2012年か2014年にアップ株は世界一の高値を付けたと記憶しています。
親父が車屋さんで、そのガレージを事務所として、パソコンオタクのろうな友達と二人から初めました。
その後、個性的な各分野で優れた強者達を集めてパソコンの前身と呼べるものを作ったと記憶しています。
それを広め、第二弾となるパソコンがブレイクして、一気に企業化してついに一流企業の仲間入りまでしたという話だったかと思います。
これって凄いことです。
高い理想と体の一部のように使いやすいマニュアルなしでも感覚で使える道具。
しかも、過去の既成概念にとらわれずに全く新しい発想で生み出す頑固な考え方に以上に命をかけていたような人だったのではないでしょうか。
つまり、「0」から「1」を作り出す。
だから、IBMとは違う道を歩み続けた言わば「理想主義者」でもあった世思います。
大学に進学しても、ここで学ぶことはないと判断し早々に退学します。
そして、誰も考えなかった「iPod」 を作り、Appleに返り咲き「iPhone」を生み出しました。
これは、正に「0」から「1」を作ったから、周りを驚かせることに至ったので、当たり前のことです。
パソコンもアップルI、アップルII(大ヒット)、リサ(過剰投資)開発は、株主に理解を得られず開発途中で首を切られてしまいました。
その後、企業向けパソコンではなく、個人向けパソコンチーム「マッキントッシュ」に自ら志願して強引に加わり、舵取りをすることになりました。
しかし、マッキントッシュ開発も過剰投資と言われ発表時には凄い脚光を浴びましたが、株主やOEOからスティーブジョブズの考えていた予定販売価格を遥かに上回る販売価格でと強要され、結果的に販売苦戦はすることになります。
しかし、当時のパソコンは多分「DOS」で動くものだったので、文字を打ち込んで・・・という今のようにビジュアルで感覚的に使うような存在ではありませんでした。
つまり、一般の人が使う道具ではなく、仕事で使う道具という存在だったかマニアの道具ではなかったのかと思います。
マッキントシュシュは、ビジュアルが文字ではなく「画像」をみながら操作する全く新しい発想で構成され使いやすさ優先の道具となったことで、マニアのものから一般人が扱うパソコンとなり、例えるならゲーム機のような存在になっていったのではないでしょうか。
「0」から「1」を作る。
いつの世もそうですが、いいとなったら皆さん真似ます。
だから、完全に模写したのが「ウインドウズ」だったことは、有名な話ですね。
もしかしたら、そのこともあって「マッキントッシュ」はそれほど売れなかったのではないでしょうか。
私も当時、初期モデルではないですが、マッキントッシュを購入しました。
当時を思い出せば、単に憧れてマッキントッシュを持ちたかっただけで購入したように覚えています。
しかし、もう既にウインドウズがシェア率を独占していたので思うほどマッキントッシュは使われなかったのではないでしょうか。
結果、スティーブ・ジョブズは会社を首となりAppleから去ることになりました。
考えてみると彼の描く理想の道具が人を救い、素晴らしい世界を生みだすことになる。
きっとそう信じていたに違いありません。
残念ながらその考えを理解できる人が経営陣の中に一人もいなかったのは悲しいお話ではないでしょうか。
彼の思う「Apple じゃなければできないこと」。
それが、他のメーカーと同じことを進めていった凡人たち。
改革者となれない人たちの生き様は、多くの人たちに「Appleだから成し得る世界」を奪って、他と同じようなものを価格競争しながら販売する個性などない未来を豊にするアイデアもない製品商品づくりになっていったのではないでしょうか。
次第に製品数は増え、誰のために、何を提供する存在のモノなのかがなくなっていったと思います。
そこにAppleが果たす世界は存在しなくなっていき、株価が世界一の時から急転直下となり運営そのものも危ぶまれる状態まで落ち込んでいったようです。
11年後だったと思いますが、CEOとしてAppleからオファーがあり、Appleを蘇らせる仕事を任せられることになりました。
彼は、ビジネス向けパソコンと、個人向けパソコンを購入者を明確にして開発し直し沢山あった各商品を一度全て廃盤にしました。
そして、世界を驚かせたのが「iPhone」の登場です。
ノートブックより小さい「iPhone」を作り、パソコンのできる機能はあんな小さな「箱」に落とし込みました。
かつて、ソニーが「ウォークマン」を世に送り大ヒットしたことがあります。
軽くて小さい持ち歩けるパソコンに電話機能のあるものが「iPhone」です。
そんなものが世に放たれるとは誰が想像したでしょうか。
「小」を作るとは、人の進化を意味しています。
しかも、突起物を削ぎ落としたシンプルの極限を製品化し、体の一部かのように感覚で操作できるもの。
「0」から「1」を作るイノベーションです。
誰もみたことのない世界を作り出す力の特徴は、「小さい」ということなのかもしれないと何となく感じています。
それが、イノベーションであり進化だと思います。
これほどの救世主を失うことは人類の損失です。
心から、ご冥福をお祈りいたします。
私たちは、彼から多くを学び未来へ未来の人類に地球に何をプレゼントできるのか。
そういった気持ちでそれぞれのプロの分野で邁進すべきなのかもしれません。
今日は、偉大なる「スティーブ・ジョブズ」をもう一度紐解き「0」から「1」を作る大切さを学びました。
幸せになるために、人類を救うとはどういうことなのか。
今多くの課題を抱え、地球規模で瞑想しています。
だからこそ、彼の精神から多くを生びすべきことが何で、何を信じ進むべきなのかを考えていけたらと思います。
また、長々と書いてしまいました。
お許しください。
次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。