2022年6月10日
sennko taini-camp 上棟
上田市で以前より温泉マニア間で人気の日帰り温泉『千古温泉』さん。
湯質がいいと老若男女問わず足繁く通う人が多いとのこと。
そんな『千古温泉』が、この度新たな事業を企画して実行される。
それは、何か・・・
『センコ タイニー キャンプ』事業。
実は、千古温泉さんがある場所の隣に綺麗な水がいつも流れる川(神川)があります。
『千古の滝』も魅力的です。
そして、自然が豊かです。
そんな魅力がいっぱいの場所に、コテージを建てることになりました。
しかも、その周辺にキャンプもできて、川遊びもできて、農業体験まででき、温泉にも入れる新たな施設運営とのことです。良縁頂き、弊社にコテージ建築の設計施工をご依頼いただきました。
敷地の特性を活かし、以前より商品開発を進めてきたタイニーハウス系(小さな家系)をお薦めしましたところ大変気に入って頂き採用いただくこととなりました。
実は、当初「平屋」をというご希望で、弊社が平屋建築に強いことをご存知だったこともあり知り合いを通じてお話をさせて頂き建てる土地も拝見し周辺環境についてもご説明いただき弊社の新商品(未公開)をご案内したところ、目が輝き即決に近い状態で気に入っていただくことができました。
本当に嬉しかったですね。
詳しくは、お話しできませんが時が来ましたら全容をお伝えいたします。
そんな新開発の商品は、一般的な解釈で言う「住宅」のカテゴリーではないと言えます。
しかし、そういう捉え方をされる方もいらっしゃるかもしれません。
つまり、従来の建物とは発想も考え方も全く異なるおそらく日本でも初めての存在となる建物と言えます。
よって外観デザインや形も新鮮な印象を持たれるでしょう。
建物の中も6人宿泊可能。
一般的な間取りの概念とは異質な考え方の構成。
このコンパクトな空間を忘れさせるユニークかつ新たな魅力を感じてしまう異次元の建物です。
そんな不思議な魅力ある建物の棟上の日を迎え、私もかじりつきでほぼ一日張り付いて様々な視点から観察しました。
次第に形が見えてくる中で想像以上に大きさを感じました。
そして、建築物の形やデザインの新鮮さや異次元の商品開発の可能性を感じました。
心が熱くなり自信から確信に変わりました。
9時過ぎに、知り合いの関係者も以前から興味を持っていて見学に来ました。
何となんと皆さん目が点。
「何ですかこれは・・・?」
「こんな建物を見たことがない」
「凄くいい」
実は、この知り合いは住宅雑誌を発刊している広報系の住宅のプロ集団会社。
そんな彼らを唸らせる建物はそうそうないはず。
車からドローンを取り出し何やらお試し撮影を始めました。
建物だけではなく、やはりこの環境に興味を持ち「川」「緑」「農地」「温泉」そして、「建物」更に全体の配置を記す画像を収めていました。
『面白い』『こりゃー凄い』『最高です』
そんな言い過ぎかと思うような表現をしてくれ最高に気分が良くなりお施主様と会話も盛り上がりました。
小さなコテージ。
タイニーハウス。
雨が心配されましたが、何とか上棟終了まで雨を待たせたような感じでこの日を終えることができました。
建物は、足場にシートが貼られ建物が見えなくなってしまいます。
それでは残念と思い写真を少しだけ掲載します。
本当に完成が楽しみで楽しみで仕方ありません。
窪田建設といえば「自社商品開発」をする県内でもかなり稀な会社ですが、この作品は異次元の領域に突入した最高のイノベーションと言える気がしています。