2020年6月18日
顔の見える家づくりへの拘り…
日本の木で家をつくる。
なぜなら、日本人だから。
あの山の
あの木を
あの人が
あの場所で
あの匠技で
あの最新の加工機で
そして、建築現場に届く構造材
これを「産地直送」の国産材といいます。
多分、多くの方は家の構造材は、この様な流れで自分の家の構造材が届くと思われているでしょう。
しかし、現在の木材流通はこうなっていません。
つまり、産直ではないのです。
市場に木材が出され、そこで購入者がいて、その木材を構造加工工場に販売する。
そして、その材料が加工され建築現場に運ばれるのです。
顔が見えない。
実は、縁側家族「BIYORI series」は、産直が成立しています。
柱も梁も「国産材の杉」を使います。
木曽東濃檜の柱材を使うこともあります。
それは、国産材の良材を山人が伐採し、現地で製材します。
そして、現地で構造材の加工をします。
加工する人も工場もいつも同じです。
匠技の職人も必要です。
優れたコンピュータ入力し正確に加工できる加工機が必要です。
ローテクも必要。
ハイテクも必要です。
国産材を産直で!という活動を長きにわたり行ってきました。
その背景を持つ「BIYORI series」は、顔の見える家づくりを行っています。
木は、生きています。
一本一本違います。
木曽檜の故郷は長野県の「赤沢自然休養林」にしかありません。
天然林だからです。
人工林ではないからです。
自然の厳しい環境の中で生き残った木だけが建築士事務所材として最高と言わしめる理由がそこにあるからです。
しかし、天然林は伐採が禁じられています。
特別な「伊勢神宮」の建築の際にしか使われない貴重な木です。
人工林の「きそひのき」もありますが、全く別物です。
木の世界は深い。
しかし、顔の見える木で家を作りたい。
それが、「平屋日和」「小屋日和」という家なのです。
安心で心地よい自然の香りがします。
意図的に匂いをつける様な事はありません。
なぜなら、関わる人たちの顔が見えるから。
その人たちの信念により進められているからです。
窪田建設の国産材使いは実はかなりこだわりがあるのです。
あまり、ご説明しないかもしれませんが、加工工場にもご案内できます。
職人たちとも会えます。
製材工場も見学できます。
大黒柱を選ぶツアーも仲間の会社と一緒に年間3回行っています。