2019年7月24日
平屋モデルハウス見学
あすみ住宅研究会(国産材を産直で資材調達から構造材加工まで行い家を建てることを目指す会)の総会が広島の地で開催されました。
総会は原案通り承認され新たな一年がスタートすることとなりました。
その後に広島県の橋本建設さんが建てた「平屋モデルハウス」を見学させていただきました。
7月最初からプレオープン・グランドオープンと引き続き開催し、かなりの動員数出会ったと報告がありあした。
平屋の人気ぶりは全国共通なのかと驚きましたが、時代は既に大きな転換期を迎えていることを本気で受け止めなければならないと参加者全員が意識改革と日本の住宅、住む、暮らす価値観の変化を前提にして進めていく決意のようなものができたのではないかと思います。
このモデルハウスのサイズは24坪。
そこに屋根付きの縁側がありました。
外部はガルバと無垢板。
ワイルドな感じがしました。
弊社の「平屋日和」と比較するとカテゴリーも家づくりのスタンスもかなり違っているように感じました。
橋本建設さんの平屋は、若い世代がターゲット。
ワイルドな感じの中に繊細な日本の世界観が存在していました。
弊社は、和モダンをモチーフにシンプルで素材が主人公という感じがします。
構造材の長良杉、床に使用している杉、ドアに栂。
それ以外は、白い壁。
外観は、塗り壁調と無垢の板張り。
静と動。
同じ平屋でありながら住む対象者や家そのものの考え方が現れています。
弊社が目指す『HYGGE(ヒュッゲ)』いつまでも、いごこちのいい時間、空間の家を・・・
家族の健全な成長を突き詰めた家。
若い時から成熟した年齢となるまでの時間や空間の大切さを捉えて、これがいい。
そう考えていただける方に捧げるという思いを「和」モチーフとした『平屋日和』。
現在、もう一つの選択ができる『LIFE ROVER』。
こちらは、「北欧」をテーマにしています。
しかし、どちらも時代の変化に流されずとも未来に色褪せることのない「シンプルモダンデザイン」を目指しています。
『美』『家族の成長』『家族の変化』『長く住む』『熟年時代の暮らし』・・・
改めて橋本建設さんの歴史と挑戦と平屋にかける情熱や幸せの形を勉強させていただきました。
この会は、本物志向の会社さんが流行に流されることなく頑固なまでに良い家を追求し、人の本当の幸せを、生き方を、真剣に考え家づくりをする個性集団の団体です。
素材にも創設時代から「木曽東濃桧」「長良杉」という良材で家をつくるべきだと考えてきました。
そんな仲間の魂を感じ取れるのが仲間のつくる家の見学会です。
一番、勉強になる研修です。
刺激をいただき弊社もさらに家づくりの”ひとつの答え”としての『平屋』を進めていきます。
夜は・・・住宅づくり談義に大きな花が咲いたことはいうまでもありません。