HEAD BLOG代表 窪田のブログ
2018年11月20日
木の香りと色味
窪田建設といえば「ノルウェーハウス」と言われます。
ノルウェーハウスの使用主木材「レッドパイン」です。
欧州赤松と日本では呼ばれます。
色味は白い中に赤の節が特長です。
縁側家族の日和シリーズでは国産材の「杉」を構造材などに使用します。
パインと比べて少し赤黒っぽくて白い部分なども見えることもあります。
日本の家に使用する木材の一角を担うほど愛され使用されることが多い木です。
最近の家づくりは木を見せるような作りが少なくなんの木を使っても構わないような風潮になってきているのは寂しい限りです。
実は建築のプロの間では「玄人好みする木」=「杉」
私は、先輩方からそう聞かされて育ちました。
匂いも「杉」特有の感覚があり「檜」とはかなり違うと感じます。
檜の存在から比べると派手さはないといえます。
しかし、存在感はすごくあります。
色味に特長があるからでしょうか。
ただ、すごく落ち着きます。
そこが好きだという方が多いのも事実。
木の特長とは本当に面白いものです。
現在、建築中のお宅も構造材に「国産材の杉」を使用しています。
床や腰壁にも「杉」を使用しています。
昔は無節と言って綺麗な木材が好まれましたが、最近は木の特長が薄く面白くないと評価する人が増えています。
木には枝があるわけですから「無節」は嘘っぽくて木ではないみたいと感じる方や印刷ではないかと感じる方も多いのです。
ですから、木の特長は良いこととして素直に色味を感じ香りを楽しみ癒しを喜ぶ感覚は大切なことだと思うようになってきています。
そんな雰囲気を少し感じてみてください。