HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2018年9月7日

縁側家族シリーズは高性能住宅でもあった!

外観デザインが特徴的でもある『縁側家族シリーズ』です。

特に「小屋日和」についての『性能』について、触れたいと思います。

その前に前置き良いでしょうか?

 

 

実は、日本は今世界で低炭素問題国として厳しい目で見られているようです。

東日本大震災で原発が破壊されました。

今なおその対応に苦慮しています。

電気を作るために原発は確かに有益です。

すごいパワーがあるからです。

しかし、今回のような事態となれば原発を止めて「火力発電」にシフトせざるを得なくなりました。

しばらくは世界の目も優しかったと思います。

でも、もうそろそろ本腰入れて『脱低炭素社会』を目指さないと地球に迷惑だと言い出したようです。

「パリ協定」で何が擬されたのか?

地球温暖化が招く恐怖でしょう。

今年の急激な暑さはすべてこのエネルギー問題が根幹にあると言われています。

私たちは科学者でもないので本当のところはわかりません。

でも、今年の暑さは異常だということだけはわかります。

では、どうすればいいのか?

地球の温暖化をストップさせなければならないのは地球人としての使命です。

 

 

そこで、住宅の性能を上げ、エネルギー消費を限りなく抑えて行く生活を目指さなければならないのです。

化石燃料に頼る暮らしから再生可能エネルギーによる地球に優しい人に優しい暮らしを作っていくことが求められているのです。

そこで、住宅の性能を上げることでエネルギー消費を抑える環境が必要になってきます。

日本では『ZEH(ゼッチ)』を推進しましょうと2年前から本格的に言われ出しました。

ZEHは、少し乱暴な表現をしますが⑴住宅の断熱気密性能を上げましょう⑵電気をつくりましょう⑶消費電気器具を省エネタイプのものにしましょう。

こんなことをして欲しいと言われています。

もう少し簡単に言えば①消費が少ない高性能な家を②太陽光パネルで電気を創ってください③器具を省エネタイプにしましょう。

そこで、国はある基準を定めました。

「外皮平均貫流率」という数値を計算して出し、数値毎に地域を分けて基準分けされました。

ですから、家そのものの性能は数値化で表現できる時代になったのです。

その視点で言えば『縁側家族シリーズ』は、実は「高性能」なのです。

 

 

一棟毎に間取りもそうですが、家の形やサッシの面積が異なりますので一律の数字にはなりません。

それぞれ計算が必要です。

実際のお客様の家を計算した数値を見て「おぉ〜」という数値が算出され「高性能」といえる性能が立証されました。

確かに断熱材も床と屋根に「フェノール樹脂」を採用しています。

現在、発売されている断熱材で一番高性能な素材です。

値ははります。(汗)

しかし、安心です。

多くのエネルギーを消費しにくい現在国内では最高の素材を選んで使っているのです。

サッシも樹脂サッシなので最高グレードといってもいいでしょう。

性能ランクを記入しておきます。

 

・普通の家

・長期優良住宅最高ランクの家

・省エネルギー基準の家

・ZEH適合基準の家

・HEAT20 G1の家

・HEAT20 G2の家

・HEAT20 G3の家

 

つまり、ZEH基準の数値をクリアしていないと国が目指す住宅の基本性能を満たせないということです。

性能が低い住宅にいくら大きな太陽光パネルを載せたところで太陽光発電パネルメーカーには喜ばれますが、本末転倒です。

まず、家の性能を上げることで太陽光発電パネルの容量を悪戯に大きくしないように考えます。

もし、太陽光発電パネルを20年後に交換しなければならなかった場合、またまた多額の費用を投下しなければなりません。

であれば、太陽光発電パネルは当然最小サイズにして、建物本体の性能を上げるべきです。

国が提唱する「ZEH適合基準」の「住宅性能」をクリアしそれを保持したいものですね。

『縁側家族シリーズ』は、おそらくそのレベルをクリアしていると言えます。

先ほども言いましたが、一棟毎に計算をしないと正確なことは言えません。

しかし、今まで依頼され計算してきた数値から言えば大丈夫だったので心配ないといえるでしょう。

それだけ実は性能に自信のある家なのです。

でも、自分らしい自分の意義ある暮らしができる家でないと性能だけ満たしても意味がありません。

 

 

自分のライフスタイルは、どんなものが・・・

豊かで楽しい人生の舞台が家ですから、数字に振り回されて家で楽しむことを忘れないでほしいと思います。

家は、自然の中に建つものです。

自然の力を借りましょう。

「光」「風」を上手に家に取り入れて生かすのです。

これこそがパッシブの考え方です。

機械に頼る暮らしよりも自然を取り込める暮らしこそ快適だと感じるはずです。

そんな住まいをつくりたい。

「性能」もすごく大事です。

しかし、自然と友達になって自然に助けられる家。

実は、家族の幸せを導く原理原則はここです。

良い家とは?

自問自答してみてください。

一番大事な自分の建てたい自分の暮らしたい家とは・・・・

 

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