2018年6月13日
なぜ平屋なのか?②
唐突でしたが、前回は「平屋」人気についてデータを元にお伝えしました。
引き続き『平屋の満足度の理由』についてお伝えしてみたいと思います。
⑴動線が楽・無駄がない
⑵小さくまとまっていて住みやすい
⑶階段を上がらなくてもいい
⑷お掃除が楽
⑸掃除が早く済む
⑹開放感がたまらない
⑺家族の一体感があり居場所がわかる
⑻暮らしやすい丁度良い広さ
<※新建新聞社>
知らなかった方は驚かれたかもしれませんが、理由を聞いてみると納得できます。
でも、具体的に間取りを見てみないと本当なのか・・・まだ疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
では、2プランほどご紹介します。
<床面積:23.5坪 +玄関0.5坪>+< ウッドデッキ:3.5坪> = 27.5坪
<床面積:22.5坪>+<ウッドデッキ:5坪> = 27.5坪
3LDKの間取りが30坪以下で実現できます。
サイズ的にもコンパクトということは価格も抑えられます。
しかし、ただ安さだけを追求するのは如何なものでしょうか?
⑴素材
⑵木視率
⑶味わい
⑷ぬくもり
⑸飽きない設え
⑹空間の豊かさ
⑺家具などの無駄のないレイアウト
⑻夏の光を遮る軒の出の長さ
一生の住む場所を安易に価格だけを考えて作るのは考えものです。
しっかり細部まで検討し後悔のない家づくりをすべきなのは「平屋」であろうがそうでなかろうが同じです。
数年で飽きてしまったというのでは最悪です。
新建材の塊で窮屈だったり流行を追いすぎていつか時代に合わなかったりということでは困ります。
窪田建設の根幹の家づくりは普遍がキーワードです。
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単に高級ということではなく
また安ければいいということでもない
流行を追うのではなく
本質的に価値あるものをよしとする
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この4行はとても重要です。
家は一生住む場所である。
だからこそ安易な一過性の家をつくってはいけない。
心を込めて将来を真剣に考え、家族が幸せになれることを念頭に置き考えつくるのです。
「平屋建築の依頼先は?」
1位。地元工務店51%
2位。ハウスメーカー37%
なぜか、地元工務店に依頼される方が半数以上でした。
<※新建新聞社>
理由は、おそらくですが相談しやすかったり木の家を得意としている所が多いからと考えるからなのでしょうか?
ただし、平屋の間取りをコンパクトに収めるためにはそれ相応のノウハウが必要です。しかも、デザイン性も満たされなければなりません。
飽きてしまうのは「間取り」「インテリアの設え」だけではなく「素材感」「外観デザイン」「色彩」など重要な要素を満たせないといけません。
その点も絶対に忘れてはなりません。
私たちは、かなり重要視しています。
コンセプトを持つ商品化が物凄く重要なことだと考えてコンセプト住宅をつくっています。
コンセプトは、こんな人に、こんな暮らしを前提に考えています。
しかも無垢材を体に触れる床やドアに使うべきだと考えています。
理由は、快適さが違うからなのです。
様々な観点からコンセプトを考えて、そのコンセプトを満たす家を考え作り上げます。
窪田建設では、⑴「日本の家」をテーマとした平屋 ⑵「モダンな洋の家」をテーマとした平屋 の2タイプを商品化しています。
今、ブルックリンスタイル、インダストリアルスタイル、男前、塩系、カフェスタイル、和モダンスタイル・・・・様々なカテゴリーで一過性の家をご提案する会社もあります。しかし、流行を追った家であるということになります。
家は一生ものであるということを大切に流行に左右されない家づくりを考えていただきたいと思います。
木の家は確かに素材自体が新建材より高いといえます。
しかし、素足の暮らしを考えたら「無垢材」をお勧めします。
四季を通じ快適であり冬は足元が暖かいのです。
蓄熱効果は馬鹿にしたものではありません。
すごく気持ちいいです。
子育てを考えると健全な育成へと繋がるはずです。
質感も本物は、味わいが違います。
経年美も大切に考えるといいのではないでしょうか?
「平屋」= 「本質的に価値ある家をつくる」
是非とも前向きに「平屋」から考える家づくりについて、考えてみて頂くと宜しいのではないかと思います。