2025年9月29日
家づくりインテリア スタイルと会社選びのポイント
家を建てるとき、多くの方は「こんな雰囲気の家にしたい」というイメージをなんとなく持っているはずです。
しかし、いざ具体的に考えると「どんなインテリアスタイルがあるのか?」「どこの会社に頼めばその雰囲気が叶うのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
ここでは代表的なインテリアスタイルをいくつかご紹介しながら、最後に住宅会社や工務店の選び方の肝についても触れていきたいと思います。
インテリアスタイルのカテゴリーと特徴
1) シンプル
無駄を省き、すっきりとした空間。白やグレー、木の自然な色合いを活かす、飽きのこないデザイン。
2) ジャパンディ(Japandi)
「北欧×和」の融合。落ち着きと機能性を兼ね備え、素材感を大切にしたナチュラルモダンな空間。
3) ボタニカル
観葉植物やグリーンを主役に、自然を身近に感じられる暮らし。リラックスできる癒しの空間。
4) インダストリアル
鉄・レンガ・コンクリートなどの無骨な素材を活かした倉庫風デザイン。カフェやNYのロフトの雰囲気が好きな方に。
5) ホテルライク
高級ホテルのように洗練された上質感。大理石調、ガラス、間接照明を駆使して非日常を演出。
6) シャビーシック
アンティーク調の白家具や、使い込んだ風合いを活かした女性的で可憐な空間。
7) アンティーク
時を重ねた家具や建具を活かし、クラシカルで落ち着きのある雰囲気。
8) ニューヨークスタイル
都会的でスタイリッシュ。大きな窓、レンガ調の壁、モノトーンカラーで洗練された印象に。
9) ナチュラル
自然素材を取り入れ、優しく温かい空気感を持つスタイル。無垢材やリネンを基調にシンプルで心地よい暮らし。
10) ブルックリンスタイル
レンガやアイアン、古材を組み合わせたNYブルックリンのカジュアルでおしゃれな空間。
11) プロバンススタイル
南仏の田舎を思わせる明るい雰囲気。白壁やパステル、テラコッタで温かさと可愛らしさを演出。
12) 和モダン
日本の伝統的な要素を現代風にアレンジ。畳や障子を活かしつつシンプルで上質な空間に。
13) アメリカンカジュアル
西海岸の開放感、カリフォルニア風の爽やかさ。デニムやカラフルな雑貨で自由な空気感。
14) フレンチスタイル
白を基調にエレガントで上品な家具や装飾を取り入れたクラシックなデザイン。
15) カフェスタイル
自宅をカフェのようにアレンジ。黒板、タイル、アイアン家具で居心地のよい空間に。
16) 北欧スタイル
機能的でシンプル。木の温もりや淡い色合いで、明るく居心地の良い空間を演出。
17) フレンチカントリー
フレンチスタイルをより田舎風にアレンジ。木の梁やアンティーク調家具で素朴さを表現。
18) ヴィンテージスタイル
古材やレザー家具、味わいある雑貨を取り入れ、落ち着きと個性を演出。
希望インテリアを得意とする会社選びのポイント
インテリアスタイルが見えてきたら、次は「どこの会社に依頼するか」が重要です。
1. 施工事例を確認する
各社ホームページやSNSに掲載されている施工例をチェックしましょう。自分の好きなテイストが多く見られるかどうかがポイントです。
2. デザイン提案力
打合せでこちらの好みを伝えたとき、どれだけ理解し、具体的に提案してくれるか。雑誌の切り抜きやPinterestの画像を見せて反応を試すのも有効です。
3. 得意分野を見極める
工務店やハウスメーカーごとに得意なデザイン傾向があります。北欧風や和モダンに強い会社、ブルックリンスタイルに特化した会社など、強みを把握しましょう。
4. 素材へのこだわり
インテリアの雰囲気は素材選びで大きく変わります。無垢材や漆喰を扱えるか、アイアン加工ができるかなど、施工体制も確認しましょう。
5. 担当者との相性
最後はやはり「人」。自分の好みやライフスタイルを理解してくれる担当者かどうかは、とても大切なポイントです。
まとめ
インテリアスタイルには様々な方向性があります。大切なのは「自分や家族にとって心地よい空間」をイメージし、その実現を得意とする住宅会社・工務店と出会うことです。
理想のスタイルを見つけ、そのスタイルを形にする力を持つパートナーと出会えれば、家づくりはきっと楽しく、満足度の高いものになるでしょう。