HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2022年10月11日

「タイニーハウス」と他の「小屋」との違い。

前回の『◯◯心地』。

 

家なら『住み心地』が一番大切です。ということをお伝えしました。

 

家に限らず車も「乗り心地」等重要です。

 

つまり、多くは、『◯◯心地』が一番大事だと心底思っています。

 


 

さて、今回は「小さな家」「小屋」などのついての違いについてお伝えします。

 

おおむねのカテゴリーの種類は「トレーラーハウス」「コンテナハウス」「ユニットハウス」「タイニーハウス」などがあります。

 

 

それぞれのカテゴリーの存在は、値段も仕様や用途も異なります。

 

おそらく一見、識別できなかったりしますよね。

 

『トレーラーハウス』

・タイヤ付き牽引可能車両。

・建築できない地域にも設置可能。

・建築確認申請不要。

・固定資産税対象外。

・設備工事がなければ、その日に設置。

 

×災害に弱い。

×上下水道要考慮。

×住宅性能以下。(断熱省エネ性能)

×耐久性不明。(構造性能)

 

※使用用途:「住居」「店舗」「事務所」

 

『コンテナハウス』

・建築用に作られたコンテナハウス。

(建築基準法に基づいて津kられた合法的建築物の住居)

・建築確認申請必要。

・固定資産税が必要。

・設備工事がなければ、その日に設置。

 

×鉄製による熱伝導率高。(夏暑く、冬寒い)

×専業者による設置(運搬並びに据付)が必要。

 

※使用用途:「住居」「店舗」「事務所」

 

『ユニットハウス』

・工場生産により品質が均一的。

・電気、設備も工場で組み込み可能。

・建築確認申請必要。

・固定資産税必要。

・組合せ可能。

・設備工事がなければ、その日に設置。

 

×住宅性能以下。(夏暑く、冬寒い)

(住居には向かない)

 

※使用用途:「店舗」「事務所」

 

『タイニーハウス』

・住宅性能以下が多い。

・中には住宅性能を保持しているものもある。

・水回りなし、水回りありなど対応可。

・サイズも様々。

・建築確認申請必要。

・固定資産税必要。

 

×現地施工により一定の工期が必要。

×価格が高い。

 

※使用用途:「店舗」「事務所」「住居」「コテージ」「コテージホテル」「賃貸住居」「はなれ」

 

如何でしょうか。

 

用途により選択すべきです。

 

逆に言うと、用途によって選択ミスをすると大変なことになります。

 

例えば、長く住む目的でお手軽だからと「トレーラーハウス」を自由な場所に設置した場合、たまたま地震に遭遇し命を落とすこともあります。

 

仮説の住居だったらいいのですが、長く住む場所としては不具合です。

 

四季を通じて快適に居心地良く住むための存在ではありません。

 

基本の位置付けが「車両」です。

 

「住まいではありません」

 

住むための「小屋」となれば、確かに費用面では負担が多いですが、その分心配ありません。

 

つまり、住宅のコンパクト版ですから性能や安全面も確保されている建物を所有する事ができます。

 

つまり、『目的』が重要です。

 

何がいいかは、『目的』次第です。

 

過日、コテージとして採用された『SENKO TINY CAMP』は、四季を通じて宿泊されるためには性能が高い建物がいいという判断により「YOROKOBi-PiECE」を選択されました。

 

住宅会社が作る「コテージ」は、住宅性能を担保した仕様となります。

 

安価にしようとすれば、物置小屋のように断熱材も窓ガラスも一枚の仕様になるでしょう。

 

年中、宿泊を頂きたいと言う目的であれば『性能が高い』建物でなければ、夏暑く、冬寒い環境になります。

 

燃費も悪いので光熱費が嵩みます。

 

さらに言えば、地球環境を犯す要因の存在となります。

 

『目的』によって条件が異なります。

 

予算も重要になりますので慎重に考え判断すべきかと思います。

 

ちなみに以前も書きました「住宅ローン減税」を活かしたいとなればサイズは40㎡(約12.11坪)以上であれば、お得になります。

 

そこまで考えていくと小屋を超越した住まいとしても対象になってくるでしょう。

 

一人暮らしだったら十分かもしれません。

 

断捨離生活を標榜される方であればお勧めのサイズです。

 

新たな選択肢となるでしょう。

 

「コテージホテル」を連棟で建築するのであれば、サイズ感は採算を考慮して検討するのも良いでしょう。

 

やはり、『目的』を明確にすべきです。

 

#移住 #投資目的建築物 #定住 #二拠点居住 #二地域居住 #週末移住 などの目的であれば色んな選択肢が出てきます。

 

サイズダウンした快適な環境を包含する住居として #タイニーハウス を検討する選択肢もあります。

 

各地で「コテージホテル経営」に乗り出し、大成功を収めている企業も少なくなっています。

 

実は、「あすみ住宅研究会」の会員で愛知県豊橋市に本社を構える「伴工務店」さんは、コテージハウス5棟を受注され海がよく見える場所に建築しました。

 

 

 

 

 

 

 

あくまでも請負なので「コテージホテル」運営者ではありません。

 

完成前に見学したいと申し出ると快く「YES」のお返事をいただき、10月6日(木)に車を走らせ「田原市」へ行ってきました。

 

サーフィンのメッカとのことで、少し高台から海がよく見える場所に立っていました。

 

窓からは、バッチリと海が見える場所。

 

お天気が良かったら最高でしたね。

 

当日は、残念ながら曇り。

 

そんな訳で「コテージホテル」があちこちに増えているようです。

 

せっかく宿泊するなら・・・

 

「キャンプテント」「グランピング」「コテージホテル」「大型ホテル」「温泉宿」「民宿」・・・

 

目的によってお選びされると思います。

 

脱線してしまいましたが、「タイニーハウス」か「その他の小屋」か?

 

違いや用途がお分かりになりましたか?

 

何かの参考にしていただけたら幸いです。

 

では、(^^)/~~~

 

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