2022年9月23日
生島足島神社の秋季祭へ
秋となれば、様々なイベントがあちこちで繰り広げられます。
私の地元「生島足島神社」もコロナ感染拡大を考慮して数々のお祭りが中止されてきました。
そして、やっと時間短縮ということではありましたが「秋季祭」が行われ、国会議員、県議会議員、市議会議員などのご来賓など関係者が駆けつけていました。
私も父の代から参列してきました。
地元の大切な神社との関わりは特別な意味合いを感じます。
今回は、神事の後に地元の東塩田小学校の金管バンド演奏、神官さんらの雅楽演奏なども行われ、2年ぶりだとか・・・3年ぶりだったかな?
練習も大変に分散型で進めてきてのお披露目だとか。
確かに「花市」など毎年子どもたちに演奏してもらってきました。
しかし、3年間「花市」も中止。
よって、大切なお披露目の場が減っていました。
きっと、ドキドキだったでしょうね。
Tシャツも懐かしいデザインのもの。
我が子もかつて金管バンドクラブに所属していましたので懐Tシャツを見るとなぜ懐かしく感じました。
雅楽の演奏は、かなり珍しいと思います。
曲と言おうか心の状態を表現しているような不思議な演奏も「生島足島神社」だから聞ける催し物だと思います。
台風の影響で「雨」など降るのか心配でしたが、それは無く助かったですね。
コロナ禍での祭りを久しぶりに体験して、色々なことを考えました。
今まで当たり前と思って参列していたが、参列できることに感謝しなければならないと感じました。
人は、こうして長い時間を重ねて歴史を作り伝統を作り人の願いを形にしてきたのだろうと。
歴史は、そうして作られ、1年間の中でのいくつかの節目を願い祈り歩んできた。
そのことは、この時代に参列している当たり前とは違う。
豊作の年もあれば、生き死を真剣に捉え思い願い祈り歩んできたのだろう。
感謝感謝感謝。
忘れてはならない人の歩み。
自然に介在し生かされてきた事への感謝。
改めて、そんなことを考えてしまいました。
そう考えると、自分がここにいることは長い歴史の中では不思議なことなのだと。
そうやって地域に骨を埋めていく過程の中で大切な時間を投じて生きている。
別に嫌なら参列しなくてもいいでしょう。
強制されているわけではなく、歴史を積み重ねてきた価値を感じる人達の集い。
二例二拍手一例。
この動作に全ての思いを託す。
シンプルだけれど美しいと思う動作。
作法は、もちろんありますが、それぞれが微妙に異なる仕草。
微妙さが味わいにつながるのかもしれません。
人間らしさ、人間臭さもいいものです。
今回もご報告になってしまいましたが、いい時間を過ごせたことに感謝です。
では・・・・・