2022年9月9日
小屋系のお話し
平屋から考える家づくり。
縁側家族とは・・・
いかがでしたか?
平屋がなぜ注目されているのか?
家族の未来を考えて家づくりをします。
その時に、先のことは想像しにくいのが正直な気持ちです。
しかし、時代はどんどん変化していきます。
コロナ禍社会の中で、さまざまな受け入れ難い現象が起きています。
ロシア vs ウクライナ
輸出入の大きな変化。
物価上昇。
原油などのエネルギー源の高騰。
円安ドル高。
これだけ一気に悪い状況が押し寄せてくれば、今までと同じ暮らしは維持しにくいということです。
きっと、この動き出した流れは簡単には止まらないように思います。
平屋暮らしは、これからの時代、長い時間を家族の成長を踏まえて生きていくには一番相応しい住まいであるということになるのではないかと本気で考えています。
平屋ブームと一部では言われていますが、忘れないことは「普遍的価値」「普遍的デザイン」「普遍的素材選び」を忘れないようにしないといけません。
“HYYGE”が示すように、
・いつまでも・・・・・
・居心地の良い・・・・・
・時間・・・・・
・空間・・・・・
・家・・・・・
もちろん、家族の暮らし方や状況は皆さん同じではありません。
家族構成も違ったり人数も違います。
あくまでも、お伝えしているのは総合的にお話をしています。
ご容赦ください。
別に子育て家族だけに言えたことではありません。
もう既にお子さんが巣立たれて夫婦二人の暮らしの方もいます。
あし今の家を売却して、新たな場所に平屋を建てたいという方もすごく多いです。
大きな家はいらない。
コンパクトな平屋がいい。
しかも、今の時代の家は性能が高いので四季を通じて快適。
燃料代も高騰しているから燃費にいい家なら安心。
老後も考えると「平屋」に住みたい。
実は、「小屋」が密かに注目している人が多くなっています。
「小屋」と言っても物置小屋ではありません。
ダウンサイジングの家という感覚の時代です。
30坪以下の「平屋」などに注目が集まります。
太陽光も二階建より屋根面積が大きいので平屋にして太陽光を乗せるにも有利です。
「小屋」について昨年より前から考えてきました。
可能性です。
確かに茅野で「小屋フェスタ」が大人気で、SNSだけですごい人が集まったという話が有名です。
しかし、小屋の可能性は簡易はしましたが、では小屋に求めるものは・・・
その後、コロナによって受け止め方が変わりました。
遊び半分の趣味の部屋でももちろんいいのですが、コロナ陽性の時に自宅待機していると家族に感染してしまう。
ならば、「はなれ」があれば・・・一人で10日間自分で籠ることができます。
トイレ、シャワー、電子レンジ、ポット、冷蔵庫、洗濯機、そしてベッドや机椅子などあれば暮らすことも可能。
サイズは、小さくていい。
そんなニーズもあると感じました。
しかし、「小屋」の可能性は、それだけではありません。
「小屋」をホテルとして使う。
「小屋」なら出費は抑えられる。
投資金額を抑えて何棟か建てる。
それは、戸建型の安心安全なホテル。
大きなホテルだとコロナ感染の危険性もあるが、隔離されたホテルなら安心。
しかも、心が解放される戸建型ホテルなら自由にBBQなども家族や友達でホテルにはできない楽しさを味わえます。
キャンプやグランピングもいいですが、「連泊」や「ワーケーション」には、ハードすぎますね。
<東信ジャーナル社>
「小屋文化」は、アメリカがリーマンショック後に生まれた新たな幸せの流れのよう。
日本もそんな流れに進んでいくのかもしれませんね。
豊かさとは何か?
幸せとは何か?
仕事も暮らしも新たな時代を迎えるときが来ているように思います。
ビジネス的に考えてみても面白いです。
どこかに旅したい。
でも、大きなホテルだとコロナ感染のリスクもある。
小さい子供がいる家族なら腰がひける。
しかし、「小屋ホテル」があったら、家族だけなので凄く安心。
庭で「BBQ」「花火」「テント型サウナ」などの庭遊びも楽しめる。
<信濃毎日新聞より>
もし、その場所が自然豊かだったら心も解放され最高のリフレッシュに酔いしれることも可能。
惚れる事業の投資金額も抑えられるので回収も早い。
連泊してのワーケーションなら仕事もちょっとした遊びも楽しめる。
人の目を気にしなくて済む。
移住しなくても田舎暮らしを体験できる。
キャンプとは違いワイルドさやハードさはないが、安全で安心な環境。
グランピングとは違い、四季を通じて建物の性能が高いので暑さ寒さも心配ない。
いわゆる従来のホテルとグランピングの間的存在。
<信州民法>
田舎の比較的広い敷地に「はなれ」を建ててもいい。
ビジネスとして「ホテル」事業をやってもいい。
「ホテル」だけでなく「賃貸小住宅」として貸し出してもいい。
「レンタル ホテル」として貸し出してもいい。
様々な可能性が広がる。
「小屋」という新たな分野が果たす役割の可能性を感じている今日この頃です。
いかがでしたか。
「小屋」って面白くないですか?
狭いとこもり感を楽しめる側面と狭いだけではお一人様の世界観だけになり、広がらない。
確かにその通りです。
でも、工夫やアイデア次第で可能性は広がります。
少し長くなりました。
「小屋」についての可能性について初めて書かせていた。
窪田建設株式会社では、人生をデザインする 小さな家専門ブランド『YOROKOBi』を立ち上げました。
そして、「小屋」を切り口とした「タイニーハウス」商品を開発しています。
その名も『PiECE』です。
まだ、詳細はお伝えできませんが、概念だけは少しだけ知っていただけると嬉しいですね。