2022年9月8日
平屋から考える家づくりとは・・・
前回は、SENKO TINY CAMP & YOROKOBi-PiECE モデルハウスオープンについてお話をしました。
そして、小さな家についてもお話ししました。
よくわからないという方は、是非「ご見学予約」をお待ちしています。
さて、今回は『縁側家族』のコンセプトについてお伝えします。
縁側家族は、「平屋から考える家づくり」とお伝えしています。
別に平屋しか建てません。
そんなお話ではありません。
敷地、配置、光、風、庭、暮らしやすさ・・・・・
さまざまな観点で家づくりを考える必要があります。
間取りもその一つです。
そして、我々が「縁側」のある家を推奨している理由。
さらに言えば「無垢の木」も床に使用していますが、その訳もお伝えしなけてばなりません。
いろんな考え方はあります。
否定はしません。
しかし、子育て世代で家を建てるとすると家族の成長を前提にしなければなりません。
私の師匠が「子供を下宿人にしない」といつも言ってました。
もうすでにご存命ではございません。
ですから、下宿人などという感覚は現代ではピーンときませんでしょうか?
まず、普通のことですが子供が小さい時。
もちろん、親の近くで目の届くところに居させたいですよね。
監視しないと心配ですからね。
それには、キッチンやリビングなど日常自分が主にいる場所で子育てしたいと思います。
子供は、裸足が好きですね。
床が快適であることが望ましいです。
シートものの床は冬冷たく汗でベタベタしませんか?
無垢の床は、湿度を調節してくれますし、足元が気持ちいです。
素足の暮らしをするのなら健康的な無垢の木の床をおすすめしています。
そして、平屋から考えると暮らしやすい間取りができます。
そして、子育て時代、子供が中学、高校時代。
進学だったりして家を出ていくころ。
夫婦二人になっての暮らし。
さらには、家事など最短距離で移動可能なこと。
洗濯なども洗濯しながらお料理して洗濯が終わったら室内干しか、屋根付きの縁側で洗濯物を干す。
重い洗濯物を階段上がって持っていってバルコニーで干す。
どちらが楽でしょうか?
どちらが距離が短いでしょうか?
どちらが安心でしょうか?
年齢を重ねていくと二階へ登りたくないと思うでしょう。
さらに寝室です。
2階の寝室も若い頃は何も感じません。
しかし、怪我したり、階段登るの厳しくなれば1階に寝室が欲しくなるでしょう。
親と同居の場合も介護などを考えると1っ階で介護しなければ厳しすぎます。
このなちょっとのことのようですが、平屋で暮らせるならそれに越したことはありません。
流行だからではありません。
本当に長い時間を家で過ごすことになります。
人生の自分自身の原点であり居場所であり人生を歩む本拠地です。
家族は成長する。
共働きで快適な動線。
子育てしやすさ。
多くのポイントから考えていくと、平屋から間取りや暮らしを考えていく。
そして、一部二階を用意する。
そんな柔軟な考え方こそが『縁側家族』の原点です。
だから、まずは間取りを考えるときに敷地に合わせながら平屋から間取りを考えてみることをお勧めしています。
今日は、平屋からなぜ考えると『縁側家族』は言うのか?
そんなお話でした。