2022年7月25日
人と違う事が価値
前回は、スティーブ・ジョブズの『0』から『1』を作る素晴らしさについて書きました。
如何でしたでしょうか?
またまた、長くなってしまってご迷惑をおかけしました。
こんな事ができたらなぁ〜を実現させることは、価値観や生き方を変えてしまう威力があります。
バックトゥーザ・フューチャー2 で表現された事は、今と比較したら今の方が遥かに先を言っている事が多いですね。
すごいスピードで進化しているということです。
人類の凄さをあらためて感じざるを得ませんね。
今回は、個性こそが価値について書いてみたいと思います。
長くならないように気をつけますので宜しくお願いします。
歌の世界を考えてみましょう。
桑田佳祐、ユーミン、は大御所です。
だから、ほとんどの方々が知っています。
曲もいいですが魅力を感じるミュージシャンって感じがします。
しかし、かなり歌い方も声も個性的です。
うまさよりも「声」や「歌い方」が個性的なタイプだと思います。
もう一つ気づいていただきたいのは、同じような声やそのようなタイプの方が、有名どころでは存在しないという事です。
きっと同じような声だったりする方もいるのかもしれませんが、有名な人は登場しても消えていきます。
歌のうまさだけなら、きっともっともっと沢山いると思います。
でも、彼ら以上に人を魅了したり心を動かす人を私は知りません。
つまり、個性というものが大切であり大きな価値だという事を言いたいのです。
最近、プロじゃない人たちも歌のうまさをマシーンで点数化して競うという番組が人気です。
確かに点数だけならびっくりするほど凄いです。
プロよりすごい点数を出したりします。
でも、魅了されるでしょうか?
確かに本当に一般的には歌がうまいとは思います。
でも、心に響くとは言い切れないのではないでしょうか。
プロは味わい深さに優れています。
心を捉えます。
しかし、点数だけの歌は心を動かされないと私は気がします。
でも、確かにうまい。
音なんてほぼ外さない。
ビブラートのタイミングなどマシーン的には絶妙なようですね。
でも、残念ながらそれほど感動はしない。
心を掴んだと思えない。
失礼ながら本音でそう思います。
プロは、その人しか伝えられない魅力を放っているからなのだと思います。
つまり、個性は何より大事ですね。。
私は、ある時に気づきました。
人と同じような「声」や「歌い方」や「テクニック」などがいくら優れていても、人の心は動かないし魅了されないものなのだということを…
類似した「声」や「模写したモノマネ」は、いつもモノマネ以上ではない。
本物に似ているだけで、本物の素晴らしさを放つことはない。
本物は超えない。
絶対にない。
ここ大事です。
福山雅治は「福山」。
ミスチルの桜井和寿は「桜井さん」。
宇多田ヒカルは、「宇多田」。
ミーシャは「ミーシャ」。
矢沢永吉は「えーちゃん」。
コブクロは、「コブクロ」。
ゆずは、「ゆず」。
RCサクセションの「忌野清志郎」
B’zの「稲葉浩志」
X japan 「Toshi」
「椎名林檎」
「小田和正」
「安室奈美恵」
「郷ひろみ」
「森進一」
「氷室京介」
「大友康平」
「ASKA」
「星野源」
・・・・・・・・・・・・
強烈な個性を持っていて類似する人って頭に浮かばないですね。
人マネは飽きるというより響かないのです。
だから、ニセモノって気がしてなりません。
誰かに似てるよなぁーとか、誰みたいだなぁ〜とか。
オンリーワンではないのです。
SMAPの世界に一つだけの花ってーのが大ヒットしたのも、そう言ったメッセージなのだと思います。
個性に誇りを持って自信を持っていきましょうという事。
個性こそが価値です。
住まいも明確な目的のための個性が大事であると思っています。
しかし、「あの住宅会社の●●みたい〜」ってのは価値ありますでしょうか?
ただ、目立ちたいから変わってみせている。
5年後10年後以降を考えずに今だけを考えているデザイン。
これは、インパクトはありますが、本当に真剣に考えた時に響かない典型じゃないでしょうか。
私は、その事が大事だと思っています。
実は、真似ることは簡単です。
このデザインいいなぁ〜と思ったら「0」から考えるのではなく、真似ればいいので考えることは少ないと思います。
迷ったら真似るというコンサルタントもいるかもしれませんが、もっと本気で向き合わないといけないように思います。
人が無意識に評価してしまうモノやコトは、理にかなっていて未来に期待を感じさせる世界観だと思います。
人は、無意識にそのことを感じられる動物なんだと思います。
実は、説明は音付みたいなモノなのかもしれません。
人の心を動かす力のある「力」は、『個性』。
他とは違う納得行く『個性』。
人も味ある『個性』が魅力的であるように、素直に感じる『オリジナリティある個性』。
単なる変わってる〜ではなく、なるほど他とは違う新鮮さがあるが『本物を感じる個性』。
すなわち自分を重ね合わせて『自分らしい個性』が示せたら最高じゃないでしょうか。
『自分だけの個性』や『こだわり』を本気で求める事が『真のこだわり』と言える気がします。
しかし、気をつけなければならないのは「変わってる〜」と、「個性的」「魅力的」は違うという事ですね。
実は、私はこの事がすごく大事だと捉えています。
『魅力的で、こだわりのある個性!』
『人とは違う知恵を感じる正当な理由のある個性』
ただ、変わっていて、その理由は特にないのは、単なる変わり者でしかない。
すいません。また、長くなってますね。
ごめんなさい。
しつこく同じようなこと書いてますか?
であれぼ、御免なさい。
本当に御免なさい。
次回は、短くなるようもう少し意識して書きます。
いや、そのようになるよう頑張ります。
ひきつづき、暖かい目でみていただき、お付き合い頂けたら嬉しいです。
では、次も宜しくお願いします。