2020年3月2日
壁紙の選び方
家が出来上がってきますと室内の「壁紙選び」をすることになります。。
お気をつけください。
種類を沢山選びすぎると部屋の中が落ち着かなくなります。
また、暗い色のものは生活を暗くしてしまいます。
つまり、人生を暗くしてしまう恐れがあります。
私は、アクセントクロスと室内全体を意味するクロスとに分類すべきだと思っています。
あくまでもアクセントクロスはポイントに使うもの。
配分比率も25%以内にアクセントクロスは抑える必要なあるといえるでしょう。
この根拠は経験です。
何事もやりすぎない。
もひとつは、推薦できないタイプもあります。
筆頭は、肉厚の薄いもの。
下地となるのはプラスターボードというものです。
石膏ボードと呼ばれるものですね。
これは、ねじ釘のようなもので構造材である柱や間柱に留めます。
その表面をパテ処理します。
その後、平らにするよに下地仕上げを行います。
しかし、作業は専門の職人さんが行います。
熟練の職人さんといえども下地となる表面を平らに仕上げるのは相当難しいです。
つまり、肉厚の薄い素材を貼ると下地の状態がクロスの表面に現れやすくなるわけです。
凹凸が表面に出やすいというわけです。
なるべくそういうクロスは避けるべきです。
また、柄物も柄合わせが生じます。
店舗など商業建築などは大きな面積の壁に貼りますので柄が大きくても柄合わせする箇所は少なく済みます。
柄と柄をつないで貼るときに擦れたりしないよう気をつけて貼りますが、場合によってはずれてしまったりする場合があります。
そもそもクロスは収縮します。
硬くなってきたりもします。
そう考えると目違いが目立ちやすい柄物や凹凸の激しいものは慎重に選ぶべきだと言えます。
家は、服などと違い流行を追い過ぎますと5年後10年後に「あー昔、そういうの早っあよねー」など残念な結果になりかねません。
普遍といいましょうか、流行に左右されない事を考えて色々な選択をしていただくようお勧めいたします。
家は、一生だと考えてください。
確かに壁紙は張り替えられますが、実際に気楽に壁紙を張り替えるだけのリフォームを依頼されるケースは少ないです。
慎重に色柄、素材を選ぶ事をお勧めしています。
ちなみに一番綺麗なのは「白系」をベースにされる事です。
まず、品があります。
飽きません。
無垢材やアクセントカラーとの相性は抜群です。
毎日の生活を想像してみてください。
落ち着きのない子供を育てたいと思われる方はいないと思います。
また、何かに集中できる人間になって欲しいと思われますよね。
だから、「白系」を家の室内の多くの面積を占めるように配慮し、流行る気持ちを抑えて抑え気味に選択する事をお勧めします。
シンプルこそが美しい。
普遍であり、何十年先も色あせない環境を提供してくれるでしょう。
そして、無垢の本物素材を使う事で飽きのこない生きる環境を提供してくれると思います。
参考に壁紙のメーカーの情報も参考にしてみてください。
壁紙だけでなく、カーテンも大切な要素ですね。
https://www.sangetsu.co.jp/style/wall_point.html
家具などの事も考えインテリアの方向性を決める事が何より大切です。
シンプルモダン? ナチュラルモダン? 和モダン? ・・・・