2019年9月28日
家は「間取り」だぁ〜
平屋のお話を書かせていただきました。
暮らしは、平屋が一番かもしれないという方が増えています。
過日、平屋の「LIFE ROVER」の初の見学会でした。
こちらでも、年齢が上の方から若い方まで幅広い世代の方々が予約制とフリーも合わせ51組の方が来場され平屋の魅力を満喫されていました。
しかし、平屋の入る敷地ばかりではないのはご存知の通りです。
そこで、根本的に何が重要か?
考えてみました。
結果から言いますと「間取り」ということになります。
大きな家はいらないという方が多い中、間取りのお話でご要望をお聞きしていくと家は確実に大きくなります。
欲しいものがあるからです。
そこをブラッシュアップしながら等身大の間取りを絞り出す。
至難の技です。
あちらを立てたらこちら立たず・・・
でも、間取りが大事です。
今回の平屋を例に挙げますとご要望が「シューズクローク」「キッチンパントリー」2LDK。
大変に共感される方が多く必要なものがしっかりとある間取り。
本当に単に○○LDKの家でいいわけではありません。
超ローコスト住宅の「この間取りから選んでください」。
コストダウンのために収納は最低限です。
私は、違うかな?
一生長く家族が人生を送る舞台となる家。
必要な部屋数があればいいのか?
もう、成熟した暮らしをする日本人は必要なものが違うと思うのです。
昔の建売住宅に「シューズクローク」がありましたか?
「キッチンパントリー」がありましたか?
暮らし方や考え方、家族の生活が昔とは違うのです。
溜め込む暮らしから断捨離な暮らし。
欲しくないものは貰ってもいらない。
暮らしに潤いを与えてくれるのは部屋数じゃない。
家の広さでもない。
だからこそ、「間取り」が重要です。
お客様のご要望は確かに多いわけですが、整理していくと見えてくるのは本当に必要な場所や物。
①シューズクローク
②キッチンパントリー
③雨の日も安心できるバルコニー
④子供部屋サイズはコンパクト
⑤メンテナンスが心配ない
⑥外で使うものを仕舞える場所
⑦癖の強いデザインではない長く愛せる外観とインテリア
⑧子育てや家事を時短できる仕組み
⑨1階に寝室が欲しい
・・・・・
沢山飛び出してきますが、ここに書かせていただいたご要望は本当に多くあります。
こんなご要望が詰まった悪戯に大きくない家。
つまり、購入しやすい価格の家。
もちろん、強度や性能もすごく重要です。
それも踏まえて、開発しなければならない使命感を持っています。
そして、挑戦しています。
例えば、延べ床面積26坪で、上のような条件を満たしていただどうでしょうか?
凄くないでしょうか?
良い間取りを絞り出せるアイデアとプロ魂が、可能にできるのです。
しかし、それでは少々狭いか?
ご心配であれば28坪も、31坪も可能です。
31坪もあれば1階にLDKの他に2部屋ご用意できます。
子供部屋は・・・一番動ける時に使う部屋は2階でいいですかね。
デザインは、ダサダサでは我慢できませんですね。
屋根付きの縁側も1階にあれば豊かで楽しい暮らしもできますね。
でも、1階部分は周囲の目も気になるのが・・・
そこも死角をを盛り込むことで解消できます。
玄関脇に外部のものが仕舞える収納も盛込ます。
家は「間取り」が重要です。
悪戯に大きくせずとも可能です。
分譲地のサイズにも無理なく入ります。
こんな家があったら・・・
最高じゃないでしょうか?
実は、我々は長い間様々な皆さんの声や、その声の変化を学んできました。
そして、『家は、間取りだァ〜』と改めて思うようになったのです。
平屋の良さと2階建ての必要性や諸事情を前提に考えた企画住宅を今本気で考えています。
そして、その目鼻が付いてきました。
近日中にお話ができるようになれるのではと頑張って開発しています。
恐らく、相当の方々に御理解をいただけるはずです。
今回は「家は間取りだぁ〜」についてを書きました。