HEAD BLOG代表 窪田のブログ

2019年9月12日

本当に、どんな家が一生涯の家か?

前回は、家づくりは「今以上に家族を幸せにする」を目的に家をつくる。

 

そんな内容を書かせていただきました。

 

では、何を考え目的を達成するのか?

 

その前提は「家族の成長」についてを書きました。

 

具体的に考えてみましょう。

 

最初に条件とするのが「子供部屋」に対する考え方です。

 

限られた期間だけ必要なのが子供部屋かもしれません。

 

いらないのではなく、限られた期間必要な空間です。

 

でも、子供が健全な成長をして欲しいのは切なる願いでもあります。

 

では、快適な環境を提供すれば勉強もしてくれるのか?

 

最近、子供部屋に閉じこもるようではダメ!

 

という考え方が主流になってきているようです。

 

東大生に聞きました。

 

どうやって勉強したのですか?

 

リビングで・・・ダイニングテーブルで・・・

 

こんな回答が多いことに驚きます。

 

どうやら、閉じこもってという環境は子供も喜ばないようです。

 

むしろLDKに学ぶ環境をと考えるべきだということです。

 

では、時限立法の子供部屋は最低限確保できればいいという考え方で間取りを考えたらどうかです。

 

次に「老いる」を考えて夫婦の未来の生活を踏まえる必要があります。

 

答えは簡単。

 

1階に寝室があればいい。

 

次に大事なのは、日常の生活が効率的で快適でなければならない。

 

玄関周辺にシューズクロークが欲しい。

 

ここには、靴だけをしまえればいいというわけではなく収納が欲しいという暮らしが快適だという意味ですね。

 

更にキッチン周辺にキッチンパントリーが欲しい。

 

共働きの生活が前提となりますので、男女問わず厨房に立つわけです。

 

しかも、短時間に食事の用意から後始末ができるようにしたいという暮らしのご家庭がほとんどですね。

 

更に洗濯も即座にできて即座に干せる。

 

雨が降っても安心な物干し場所。

 

取り込むのも簡単。

 

ならば、しばらく干しておこうか?

 

そんな暮らしが要求されます。

 

みなさん忙しいのですね。

 

でも、忙しいからといって悲壮な人生を望んでいないのは当たり前。

 

だから、様々な暮らしの要求を満たす家が大事なのだと思うのです。

 

家を大きくしたいわけではないです。

 

必要ない空間はいらない。

 

しかし、必要な空間は必要。

 

このような条件をクリアーするためには、安価だけの簡素な間取りの家とは違う。

 

つまり、コストダウンさせるには最低限のものだけあれば、あとは全部省くという思想の家になってしまうからです。

 

そうでなければ、超ローコストにすることは物理的に無理だと思うのです。

 

何が大切なのか?

 

私は、『間取り』だと思うのです。

 

弊社もコンセプト住宅として参考にしていただくための「ベースプラン」をご用意しています。

 

ベースプランを元にアレンジを加えて過ごしやすい間取りにします。

 

しかし、理由はともかく『間取り』が良くなければいい家ではないということです。

 

今、平屋に注目が集まっています。

 

全国的な現象らしいです。

 

理由は、先ほど述べた条件にピタリと当てはまる家になりやすいからです。

 

だからといって、望む条件を平屋に妥協なく盛り込めば2階と同じ床面積になりますので分譲地サイズには収まらないケースが出てきます。

 

だから、理想の家が平屋であっても現実は2階建を建てることになる場合がかなりの率で多いはずです。

 

ですから2階建の家が多いと言えるのかもしれません。

 

家は平屋から考えてみるというスタートはいかがでしょうか?

 

だからといって広い敷地を探すのではなく等身大のサイズの土地に建てる良い家を考えるの現実的ですね。

 

そして、住みやすいコンパクトな家を考えたいところです。

 

平屋であれ二階建てであれ快適な暮らしを約束してくれるのは『間取りだ!』という一つの『解』です。

 

これで、この話を締めたいと思います。

 

弊社でも素晴らしい間取りをご案内しています。

 

「えーこんなサイズで、こんな良い間取りの家ができるのか〜」

 

「えーデザインもいいね」

 

「飽きないシンプルな理由がある形の家だね〜」

 

 

 

そんな声が聞こえてきそうです。(笑)

 

 

 

 

 

 

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