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2017年6月27日

住宅ローンのお話5

本日、6/27。もうすぐで7月。もうすぐで2017年も半分おしまいです。

年末になると今年一年はどうだったかなぁと振り返って、来年はよりよい年になりますようにと思うことが多いですが、このタイミングで前半部分の半年を振り返って、後半部分の半年へと思いを巡らせてみるのはいかがでしょうか?

 

・・・と、自分に言い聞かせております。

 

 

さて、住宅ローンのお話4では、変動金利についてお話ししました。

今回は、固定金利についてお話ししたいと思います。

 

といっても、固定金利はその名の通り、借入期間中の金利が変わらないので返済の見通しがつきやすく人気のある商品です。

しかも、いまは低金利時代。フラット35では、1.09%(2017/6月度、9割以下融資、21年以上)の金利を出しています。

当月の変動と固定を比較すると、もちろん変動のほうが低いです。

しかし、先号でもお話ししました変動金利ですが、半年ごとの金利見直しと5年ごとの支払い額見直しがあるため、たとえば10年後の状況がどうなっているかは予測がつきません。

 

その点、固定金利は見通しが持てるので、ライフプランがたてやすいです。

 

 

固定金利にも大きく分けると2種類ありまして、期間固定と長期固定です。

 

期間固定はおもに銀行さんの住宅ローン商品でありまして、たとえば借入期間は35年間だけど、当初10年だけ固定してそれ以降はその時の状況により、また固定にするか変動にするか選択するというものです。

 

対して、長期固定は借入期間中ずっと金利変わらずという商品です。

 

 

 

フラット35を例にしますと、金利1.09%。さらに性能など一定基準をクリアする住宅は一定期間金利を引き下げるフラット35Sという商品もあります。(窪田建設の建物は、この一定基準をクリアしております)

 

 

フラット35は「団体信用生命保険」が別途になっています。

団体信用生命保険(通称:団信)とは、ローンを借りられた方が亡くなられた場合に、そのローン残債を0円にするというものです。

銀行さんの住宅ローンでは、この団信はついていることが多いですが、フラット35の場合は別途で加入するようになります。

 

たとえば、借入額2,700万円、借入期間35年の場合の団信の保険料(年払)は、

1年目96,600円・2年目94,800円・3年目92,400円・4年目89,900円・5年目87,400円…

33年目8,400円・34年目5,100円・35年目1,800円  となります。こちら、35年間の総額1,818,000円です。

初年度が残債が一番多いので保険料も一番高い。そして、年毎にだんだんと保険料が下がっていくシステムです。

 

 

 

フラット35の団信は金利換算すると、+0.358%ぐらいといわれています。

つまり、いまのフラット35の金利が1.09%ですが、団信を含めて考えると、1.09+0.358=1.448%という感じです。

 

 

 

住宅ローンを組む時、変動にしようか、固定にしようか、間を取って期間固定にしようか。

商品によっては変動と固定を合わせたミックス金利という住宅ローンの商品もございます。

 

それぞれの商品に一長一短がありますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

住宅ローンアドバイザー 佐藤あ

 

 

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