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■良い家とは何か⑤
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「間違った家づくり③」 ~病を引き起こす住宅が大量につくられた背景~
前回は、産業化すべきではなかった住宅づくりについて少しだけお話しました。
この歩みの中で起きてしまったといえるのが新築病ならぬシックハウス症候群 という今まで聴いたこともない病気です。 実は、今まで住まいづくりの素材といえば無垢材を中心とした自然素材でした。 しかし、大量生産を可能とするためには、これほど扱いにくい素材はありませんでした。 自然の恵みは、個性があります。 含水率が高くなると膨張します。また含水率が低ければ反ったり割れたりします。 日本のように明確な四季は、ある種やっかいです。 そこで、変化しにくく、汚れにくく、傷つきにくい自然素材のイミテーションを作り出し これを建築資材としていきました。 例えば、見た目が綺麗な室内ドアなどは、(インドネシアなどの通称ラワンといわれた 木をかつら剥きした極うす板状のものを接着剤で重ね合わせ、一定の厚さにとし ドアの心材にし、その表面に木目印刷した樹種を貼り付けたもの)フラッシュドアと 名づけられたものを使います。 コストダウンと扱いやすいという考え方から生まれた新建材によりつくられる住まい。 これこそが大量生産向きの住まいの定番となっていったのです。 勿論、以前のように自然の中にしばらく放置して天然乾燥をしてから家の構造を安定化 させる過程は必要ありません。素材を適材適所に使い分ける目利きのプロも必要ありません。 つまり、素材の特性を知り生かす知識や技量は必要ない家づきりに変わったのです。 ところが、新建材でできた住まいに暮らした人たちの中から「はきけ」「めまい」「頭痛」 などを訴える人が増え、新たな病気が誕生していったのです。 特に厄介だったのは、体の弱い老人や子供が多いことも社会的問題に発展しました。 特に学校建築で児童、生徒らが体調不和を訴え事の重大さが浮き彫りになったことは記憶に 新しいところではないでしょうか。
勿論、現在は新たに特定化学物質を指定し一定濃度を超えるものは使わないように決まり こういう背景があったということをご存知だったでしょうか? 過ぎてみると騒ぎは沈静化しています。しかし、大変なことであることは今も変わりないのです。
さて、次回は元姉歯一級建築士建築物構造偽装事件の真相に触れ、検査や実情の不備について
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■良い家とは何か④
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「間違った家づくり②」 ~産業化が住宅産業の基盤を破壊した~
いきなり、大胆な日本の住宅政策にメスを入れてしまいました。
ご存知の通り、日本は製造業の国といえます。
なぜ、住宅を悪戯に産業化すべきではないといえるのか。
住宅は、「使うもの」ともいえますが、やはり「住むところ」と表現したほうが正しいですよね。
同じものを沢山つくり安くすることが最大で最終目的であれば産業化は大切なことです。 しかし、住むところをつくるには感性と人が生きていくために大切な要素が包含されていなければなりません。 もっと、もっと人のことを労わり、考え、工場生産に不向きな自然素材を多用する環境が重要なことなのです。 そういう意味で、少し違った道にそれてしまったと思っているのです。
ちなみに世界広しといえど住宅づくりを産業化した国が無いのも納得できるのではないでしょうか。 次回は、産業化の弊害である「現代新築病など」といわれる日本の住宅についてをお伝えします。
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■良い家とは何か③
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間違った家づくり① ~住宅政策が生んだ弊害~
前回は、ビンテージハウス=古民家が持つ大きな魅力と価値についてお伝えしました。
住宅の量を求めなければならない事情が日本にはありました。 量は質を失ったのか? そんなお叱りを頂くかもしれません。
これは、住んだ感じ方です。 あなたは、量から質の変換がなされている真意をどうおもわれたでしょうか? 次回は、「産業化と住宅」についてお伝えします。
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■良い家とは何か?②
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「良い家」についての基本的な定義とまでは行きませんでしたが、大切な要点をいくつか項目出しいたしました。
さて、前回「民家」という切り口から「良い家」を探ると申し上げました。
ここ数年、民家再生が俄かにブームとなっています。 前回の「良い家」の要因を思い出してください。
・強い家で、いつまでも美しいと思える家。 ・資産価値があって、それが愛情を持ちながら維持される家。 ・家族が豊かで楽しく健全に暮らしを育める家。 いかがでしょうか?
この文内に「民家」への敬愛のポイントがあることにお気づきになったのではないでしょうか。 {ビンテージハウス=民家}
「良い家」を考える原点に「民家」があります。
それでは、次回は「間違った家づくり」を具体的に書いていきたいと思います。
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■良い家とは何か?①
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良い家が欲しい!
良い家の考え方は「住まい手」と「つくり手」との間で整合性が取られ生まれる住まいです。
強い家で、いつまでも美しいと思える家。
いかがでしょうか? 次回は、「民家」と「良い家」との接点について触れてみたいと思います。
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今回は、産業化が引き起こした新築病についてお伝えします。