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■冬の風物詩?
「さっきまで燃えていたのにぃーーーーー」
悔しそうににらんだ。
もうベテランだといいたいのか?それを自慢をしたいのか?
いつからか朝の薪ストーブに火を灯すのは自分の仕事だといわんばかりの得意げな顔。
この着火担当となっていた妻。
しかし、腕が鈍ったのか?
そもそも、旨いという思い込みがあったのか?
結果として途中で火が消えてしまう。
そこで、改めて薪ストーブの火付けについて指導することになった。

ところが、プライドを傷つけられた妻は、正当性を主張する。
しかし、結果を見れば明らかだ。
間違いではなかったが、ここさえ修正すれば問題ないというような雰囲気を醸し出しつつ、間違いを正すことにした。
ただし、私はプロではない。ただ、経験値から肝といえる方法を会得しているのだ。
「まず最初に薪を2本並べるよね」
妻は、馬鹿にしているのか?という表情で返事もせずにただ見ていた。
「で、この2本の薪の間にエコな着火材を少し離した位置に置くんだったよね」
返事は無い。
「ここにチャッカマンで火をつける」
「その前に、一番下の戸を開けておいてね」「それから、上の丸い輪の形をした必殺技であるダンパー」も縦にしておくよね」
やはり、返事は無い。
「燃え上がっている炎の上に平行に火が立ち上がるだけの空間を確保しつつ、薪を2本並べるんだったよね」
妻は不満そうにいった。
「ちゃんとやっているよぉー」
私は、実はココが違っていたことを指摘したかったのだ。
「そう?ただ、ここポイントだったよねぇー」「つまり、平行に並べる2本の薪の間隔が重要なんだよ」
へっ?という顔をした。
「この間隔が狭いと炎は行き場を失うんだよ」「つまり、上に上がれないことで次第に火が小さくなってしまうということなんでけどぉ?」「わかるかなぁー?」
納得行かない様子だった。
「そうやっているのにぃーなんでぇー?」
実は、薪は単に高く津も上げればいいというものではないのだ。
炎の道がポイント。
だから、間隔をあけすぎくらいで位で丁度良い。
妻は、この日から私に指示するようになった。
「薪ストーブお願いねぇ~」
調子いい。
プライドをへし折られた腹いせなのか?自分の仕事ではないとでもいいたいのか?偉そうに指導するんだから自分でやったらぁ?といいたいのかはわからない。
しかし、確実に自分は早朝に火を灯すことは無くなった。
そして・・・・・いつの間にか・・・・薪ストーブ担当は私なのだということも暗黙の内に決まっていた。
「おぉーーーーーーい」
「薪は誰がはこぶんだぁーーーーーー」
・・・・・・








